総務省は9月から、コンピューターを使った「プログラミング教育」の授業を、全国の小中高校など約20校で試験的に始めるという。
プログラミング教育は2020年度から小学校で必修となることか決まっており、指導方法などの課題を洗い出す考えだ。
プログラミング教育は、情報技術(IT)分野の人材育成などが狙いで、2020年度に小学校で必修となり、中学校、高校でも21年度以降に拡充される。
モデル校では、放課後や土日を使ったプログラミング教育の課外授業を行う。
たとえば、徳島県の小学校で、郷土芸能の人形浄瑠璃風のロボットをプログラミングで動かす体験をするという。
山口市の小学校では、3Dプリンターで作ったロボットを動かす授業が行われる。
プログラミング教育の開発や指導者の育成などの準備は十分に進んでいないのが実情で、必修化を巡り、教員らには混乱を懸念する声もある。
総務省はモデル校での取り組みをインターネット上に蓄積し、効果的な指導法を確立する材料としたい考えだ。
総務省は2017年度までにモデル校を倍増し、プログラミングの能力に秀でた児童や生徒向けの授業も実験的に行うとしている。
17年度予算の概算要求などに6億円を盛り込んだ。
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人型ロボット
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