2016年6月27日月曜日

リサイクルが生んだ?!江戸の食文化



徳川家康が江戸城に入ったのは、天正18年のことです。

江戸は、現在の東京湾に面した寒村で、当時は入り江や湿地帯が多く、武蔵野台地の東端にありました。
 
この地理的な条件が、やがて、世界でもめずらしいリサイクル社会を生かことになるのです。

土地の肥えた武蔵野は、耕せば巨大面積の田畑となり、江戸前の内海は、そのままそっくり魚介類の「養殖タンク」のようになったのです。
 
この江戸に、慶長八年に幕府を開くと、諸国の大名たちが、参勤のためにのりこんで来ました。
 
それら大名たちの移住地を定め、江戸屋敷を建てなければならないから、猛烈な建築ブームがおこったのです。
 
各地から、威勢のいい職人だちか巣まってきて、これが、江戸っ子の原型となるのです。

元禄時代、江戸は、すでに武家五十万、町人五十万の合計百万人の巨大都市になっていたのです。

江戸・東京は家康入府当時の小聚落から、
わずか一世紀たらずの間に大飛躍を遂げ、世界有数の巨大都市となっていたのです。



関連参照

和食のイロハ

酵素丸わかり
素晴らしき発酵食

人気ブログランキングへ

2016年6月20日月曜日

色気と洒落っけとニンニク



「自立」が問われる時代になってきているのです。

自立するためには、「力」が必要です。

それは健康を維持する力であり、「生命力」、あるいは「免疫力」や、ほどほどの『経済力』も必要です。

また、自分のことは、自分でしたいものです。

近頃「アクティブ・シニア」という言葉が、盛んに用いられるようになっています。

「元気な高齢者」という意味で、もしかしたら、日本を動かすのは、この世代になる可能性が高くなってきたともいえます。まさに、高齢者が時代を創るのです。
 
「時代をきり開くパワー」は食です。

食がその人間の創造性を高め、健康を強固なものにします。

男でも、女でも、色気と酒落っ気のある間は、いくつになっでも、健康的に大丈夫なのです。
これは、当然のことです。
 
「色気」は、異性の心を引きつける魅力、異性への関心、欲望であり、「洒落っ気」は、人を笑わせる気のきいたユーモアのセンスでもあります。

「色気」も「洒落っ気」も、健康に自信があって、精神的にゆとりがなければ出てくるものではないのです。
 
寝たきりの重病になって、生きるか、死ぬかというような瀬戸際に、「色気」など出てくるわけはありません。
逆にいえば、「色気」や「ユーモア」があるということは、健康状態が良好な証拠だといえます。

その元気な体力をサポートしてくれるのがニンニクです。

少々臭気がありますが、この際、がまんしてほしいのです。恋人同士で食べれば、気にもなりません。

ニンニクは、体力強化に効果の高い成分の宝庫なのです。

疲れをとり除くビタミンB1からは、じまつて、動物性タンパク質の利用効率を高めるビタミンB6、
脂肪の燃焼をスムーズにするビタミンB2、不老長寿のビタミンE、免疫力を強化するビタミンC、
強精作用の亜鉛、イライラを除くカルシウム、心臓を丈夫にするマグネシウム、血行をよくする鉄、
それにニンニク特有の微量成分などである。

ニンニクに含まれている特殊成分のひとつがスコルジニンです。

心臓の活動を活発にしたり、ホルモン系統を刺激して、精子の増殖を促進させる作用があり、
ニンニクが強精や強壮食品と呼ばれる理由が、ここにあります。

驚いたことに、精子の主原料となるアルギニンというアミノ酸が、ウナギの2倍以上も含まれているという点です。

しかも、精子の合成に不可欠な亜鉛も、豊富に含まれているのです。

臭気さえがまんすれば、ニンニクは、最高の強精食ということになるのです。
 
また、手足の末梢血管を拡張させ、血行をよくする働きもあり、全身の血のめぐりも向上するから、体も温まります。

女性に多い、冷え症にも効果が期待できるわけです。

体力の低下しやすい夏場や、風邪の流行する冬などには、ニンニクを大いに活用したいものです。

ニンニクを毎日与えられたオスネズミの精巣が大きくなり
与えられなかったオスネズミよりも、精子の数が増えたという研究成果もでているそうです。

人間の場合も、男女の瀬尾食機能を高めて、妊娠を促す食品として注目されているのです。

人生には、ほどほどの仕事に、色気と洒落っ気そして少しばかりの「ニンニク」があればいいのだ。


関連参照

和食のイロハ

酵素丸わかり
素晴らしき発酵食

人気ブログランキングへ

2016年6月13日月曜日

お金をかけてでも禁煙を



愛煙家は百も承知だと思いますが、たばこは吸うより、吸わないほうが健康は損なわれません。

喫煙により引き起こされる病気は有名な肺ガン以外にも、舌、口の中、喉、顎、食道がんと数知れません。
 
そんなふうに脅されても、もう20年も30年も吸っているのだから
いまさら何を言われても手遅れなのです。

そう開き直っている人も、いるかもしれません。

しかし、40代、50代になってから禁煙を始めても決して遅くはないのです。
 
若いうちに禁煙をした人ほど平均寿命が長くなるのは当然のことですが、40代、50代になってから禁煙した人も、きちんと寿命が延びていることを研究したデータがあります。


禁煙を始めた年齢別に観察しました。

25~79歳の禁煙している男女20万2248人を調査したのです。

その結果、禁煙は若いうちに始めたほうが平均寿命が長いこと、45~54歳の間に禁煙をはじめても喫煙者と比べて6年長生きする、という結果がでたというのです。

喫煙者と比べると、
・25歳から34歳では10年、
・35歳から羽歳では9年、
・45歳から54歳では6年も寿命が延び、長生きしているのです。

そんな明るい兆しが見えたら、禁煙しようと思う気持ちがむくむく湧いてこないだろうか。

日本では禁煙治療は健康保険が使えるようになって久しいし、処方される薬にもよるが、
8~12週間で1万3000円~2万円程度かかります。

たばこにお金をかけるくらいなら、挑戦してもいいのではないだろうか。

禁煙がどの程度重要であるかを「1~10(1は無関心、10は極めて重要だと感じている)」の数値で表してみよう。

7以上であれば、いくつかの禁煙方法を提示できます。

また、その方法で実行ができるかどうかも「1~10(1はとてもできそうにない、10は楽勝で実行できる)」の数値で表してみましょう。

そして、その2つの回答が、どちらも7点以上であれば治療を試してみましょう。

機が熟しているのです。

ただし、どちらかが7点未満だった場合は、機は熟していないとして時期を待つようにします。
 
要は、禁煙はその人にとってのやる気の問題といえます。

まずは自分の健康のためなのか、家族のためなのか。

禁煙した後の自分の姿を思い浮かべながら、動機づけをはっきりさせることが必要なのです。


関連参照
中高年からの筋肉作り  
ビタミン・ミネラル活用事典

健康ライフのヒント集
スリムさんの感想

人気ブログランキングへ

2016年6月6日月曜日

アボカドで朝から幸せ気分


アボカドというフルーツは実に不思議で、
「森のバター」と呼ばれるほど脂肪が多い果物です。

刺身風に切り、ワサビ醤油で食べると、まるでマグロのトロという感じで、その濃厚な味わいに驚きます。

そして、実においしい。

なにしろ、アボカドの20パーセント近くが脂肪で、マグロのトロに匹敵するほど。

まったくトロ風味といっていいでしょう。
 
しかしバターと違い、アボカドのほとんどが健康にいい不飽和脂肪酸で、動脈硬化や血管の老化を防ぐ働きをします。

成分は若々しさを保つリノール酸やオレイン酸なので、コレステロールの過剰摂取につながるような心配はありません。

しかも、抗酸化のすぐれているビタミンEやC、カロテンなども含まれているので、アボカド自体の脂肋の酸化も防いでくれます。

アボカドのタンパク質の含有量もフルーツの中では抜きん出ていて、必須アミノ酸のトリプトファンの多いのが特徴です。

 
トリプトファンは脳の中のハピネスーホルモン(幸せホルモン)と呼ばれるセロトニンの材料になるアミノ酸。

セロトニンはイライラを解消し、幸福感をもたらす脳の中の快楽物質で、睡眠をもたらす脳内ホルモンのメラトニンを作ります。
 
アボカドに多いビタミンEは美容に効果があり、ホルモンのバランスをととのえ血管を若々しく保ち、
老化を防血する働きがあります。

ただし、高カロリーな果物なので食べ過ぎには気をつけましょう。


関連参照

和食のイロハ

酵素丸わかり
素晴らしき発酵食

人気ブログランキングへ