2016年6月13日月曜日

お金をかけてでも禁煙を



愛煙家は百も承知だと思いますが、たばこは吸うより、吸わないほうが健康は損なわれません。

喫煙により引き起こされる病気は有名な肺ガン以外にも、舌、口の中、喉、顎、食道がんと数知れません。
 
そんなふうに脅されても、もう20年も30年も吸っているのだから
いまさら何を言われても手遅れなのです。

そう開き直っている人も、いるかもしれません。

しかし、40代、50代になってから禁煙を始めても決して遅くはないのです。
 
若いうちに禁煙をした人ほど平均寿命が長くなるのは当然のことですが、40代、50代になってから禁煙した人も、きちんと寿命が延びていることを研究したデータがあります。


禁煙を始めた年齢別に観察しました。

25~79歳の禁煙している男女20万2248人を調査したのです。

その結果、禁煙は若いうちに始めたほうが平均寿命が長いこと、45~54歳の間に禁煙をはじめても喫煙者と比べて6年長生きする、という結果がでたというのです。

喫煙者と比べると、
・25歳から34歳では10年、
・35歳から羽歳では9年、
・45歳から54歳では6年も寿命が延び、長生きしているのです。

そんな明るい兆しが見えたら、禁煙しようと思う気持ちがむくむく湧いてこないだろうか。

日本では禁煙治療は健康保険が使えるようになって久しいし、処方される薬にもよるが、
8~12週間で1万3000円~2万円程度かかります。

たばこにお金をかけるくらいなら、挑戦してもいいのではないだろうか。

禁煙がどの程度重要であるかを「1~10(1は無関心、10は極めて重要だと感じている)」の数値で表してみよう。

7以上であれば、いくつかの禁煙方法を提示できます。

また、その方法で実行ができるかどうかも「1~10(1はとてもできそうにない、10は楽勝で実行できる)」の数値で表してみましょう。

そして、その2つの回答が、どちらも7点以上であれば治療を試してみましょう。

機が熟しているのです。

ただし、どちらかが7点未満だった場合は、機は熟していないとして時期を待つようにします。
 
要は、禁煙はその人にとってのやる気の問題といえます。

まずは自分の健康のためなのか、家族のためなのか。

禁煙した後の自分の姿を思い浮かべながら、動機づけをはっきりさせることが必要なのです。


関連参照
中高年からの筋肉作り  
ビタミン・ミネラル活用事典

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