2016年6月27日月曜日

リサイクルが生んだ?!江戸の食文化



徳川家康が江戸城に入ったのは、天正18年のことです。

江戸は、現在の東京湾に面した寒村で、当時は入り江や湿地帯が多く、武蔵野台地の東端にありました。
 
この地理的な条件が、やがて、世界でもめずらしいリサイクル社会を生かことになるのです。

土地の肥えた武蔵野は、耕せば巨大面積の田畑となり、江戸前の内海は、そのままそっくり魚介類の「養殖タンク」のようになったのです。
 
この江戸に、慶長八年に幕府を開くと、諸国の大名たちが、参勤のためにのりこんで来ました。
 
それら大名たちの移住地を定め、江戸屋敷を建てなければならないから、猛烈な建築ブームがおこったのです。
 
各地から、威勢のいい職人だちか巣まってきて、これが、江戸っ子の原型となるのです。

元禄時代、江戸は、すでに武家五十万、町人五十万の合計百万人の巨大都市になっていたのです。

江戸・東京は家康入府当時の小聚落から、
わずか一世紀たらずの間に大飛躍を遂げ、世界有数の巨大都市となっていたのです。



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