2015年5月16日土曜日

スポーツ。ミネラル不足は命の危険に

スポーツにおけるミネラルの力はとても大きくて、極端に欠乏すると命の一大事になりかねません。

 
夏になると必ずニュースになる「熱中症」は、ある種の急性ミネラル欠乏症です。炭水化物もたんぱく質も、水分さえもあるのに、少量のミネラルが欠けただけで、生命の危機にさらされます。
 
運動でいうスピードは、筋肉の収縮する速さのことです。


脳から筋肉に「伸びなさい」とか「縮みなさい」の収縮の情報が早く伝われば、スピードは確実にアップします。

この信号の通る道がカラダ中に張り巡らされた神経ですが、この神経は1本につながった血管と違い、途切れ途切れになっていて、それぞれの神経には扉のようなものがついています。

その扉が次々に開閉して情報を伝達していくのですが、この扉を開け、次の神経へ伝える働きをするのがカルシウムです。

そして、情報を受け取ったふたを閉める働きをするのがマグネシウムです。

「カルシウム&マグネシウム」という抜群のコンビプレーで、神経の扉をスムースに開閉して、筋肉がスピーディに収縮できるのです。実は心臓が動くのも、、カルシウムとマグネシウムが相互に機能することで、心臓の筋肉が規則正しく働くからです。

運動中に脚が摯(つ)って、筋肉が痙攣(けいれん)する経験をされる方も多いと思います。

これは神経伝達がうまくいかず、カラダが自分の意思のとおりに動いていないときに起こる現象です。

長時間、同じ筋肉を使うことで、カルシウムとマグネシウムが不足したためです。
 
脚が足が攣りやすい人は激しい運動をする前日に、カルシウム、マグネシウム、そして神経伝達物
質をつくるビタミンB群を、多めに摂るようにするとよいでしょう。

カルシウムは夜に吸収されるので、朝以外にもにバナナやヨーグルトを摂るのがおすすめです。

カルシウム、マグネシウムは魚介類や海藻、緑黄色野菜にも豊富に含まれています。

トレーニング中に摯(つ)ってしまったときは、スポーツドリンクがおすすめです。

ミネラルが豊富で、腸からの吸収も速いスポーツドリンクで、ミネラル&水分の補給を行うとよいでしょう。



関連参照:
ビタミン・ミネラル活用事典
健康ライフのヒント集
スリムさんの感想
はてなブログ
わからんこと


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