そのため、他の競技の選手よりも脂肪を燃やす能力が発達します。
エネルギーの出費が多いので、自然にやりくり上手なカラダになるのです。
走ることは、自分の居る場所から行きたい場所に、自分のカラダを移動させることです。。
つまりは自分の体重を自分で運ぶことになります。
マラソンの場合は42.195キロという長い距離を運ぶわけですから、体重が100キロの人より50キロの人のほうが、断然効率がいいわけです。
だから脂肪を燃やすことで走りやすい、痩せた体格になっていくのです。
中には、あまりにも痩せすぎていて、エネルギー源の蓄積がなく、故障してしまう選手もいます。
それはガソリンスタンドで給油もせずに走り続ける耐久レースの車のようなものです。
このように、炭水化物は筋肉を動かしたり、指令を出す脳を活性化させたりするのに、もっとも有効なエネルギー源です。
ごはんも食べられない重病人に、最初は水を与えますが、次にブドウ糖を点滴します。
このことは、人間の生命維持にいかに糖が大切かということを証明しています。
関連参照:
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