2016年6月20日月曜日

色気と洒落っけとニンニク



「自立」が問われる時代になってきているのです。

自立するためには、「力」が必要です。

それは健康を維持する力であり、「生命力」、あるいは「免疫力」や、ほどほどの『経済力』も必要です。

また、自分のことは、自分でしたいものです。

近頃「アクティブ・シニア」という言葉が、盛んに用いられるようになっています。

「元気な高齢者」という意味で、もしかしたら、日本を動かすのは、この世代になる可能性が高くなってきたともいえます。まさに、高齢者が時代を創るのです。
 
「時代をきり開くパワー」は食です。

食がその人間の創造性を高め、健康を強固なものにします。

男でも、女でも、色気と酒落っ気のある間は、いくつになっでも、健康的に大丈夫なのです。
これは、当然のことです。
 
「色気」は、異性の心を引きつける魅力、異性への関心、欲望であり、「洒落っ気」は、人を笑わせる気のきいたユーモアのセンスでもあります。

「色気」も「洒落っ気」も、健康に自信があって、精神的にゆとりがなければ出てくるものではないのです。
 
寝たきりの重病になって、生きるか、死ぬかというような瀬戸際に、「色気」など出てくるわけはありません。
逆にいえば、「色気」や「ユーモア」があるということは、健康状態が良好な証拠だといえます。

その元気な体力をサポートしてくれるのがニンニクです。

少々臭気がありますが、この際、がまんしてほしいのです。恋人同士で食べれば、気にもなりません。

ニンニクは、体力強化に効果の高い成分の宝庫なのです。

疲れをとり除くビタミンB1からは、じまつて、動物性タンパク質の利用効率を高めるビタミンB6、
脂肪の燃焼をスムーズにするビタミンB2、不老長寿のビタミンE、免疫力を強化するビタミンC、
強精作用の亜鉛、イライラを除くカルシウム、心臓を丈夫にするマグネシウム、血行をよくする鉄、
それにニンニク特有の微量成分などである。

ニンニクに含まれている特殊成分のひとつがスコルジニンです。

心臓の活動を活発にしたり、ホルモン系統を刺激して、精子の増殖を促進させる作用があり、
ニンニクが強精や強壮食品と呼ばれる理由が、ここにあります。

驚いたことに、精子の主原料となるアルギニンというアミノ酸が、ウナギの2倍以上も含まれているという点です。

しかも、精子の合成に不可欠な亜鉛も、豊富に含まれているのです。

臭気さえがまんすれば、ニンニクは、最高の強精食ということになるのです。
 
また、手足の末梢血管を拡張させ、血行をよくする働きもあり、全身の血のめぐりも向上するから、体も温まります。

女性に多い、冷え症にも効果が期待できるわけです。

体力の低下しやすい夏場や、風邪の流行する冬などには、ニンニクを大いに活用したいものです。

ニンニクを毎日与えられたオスネズミの精巣が大きくなり
与えられなかったオスネズミよりも、精子の数が増えたという研究成果もでているそうです。

人間の場合も、男女の瀬尾食機能を高めて、妊娠を促す食品として注目されているのです。

人生には、ほどほどの仕事に、色気と洒落っ気そして少しばかりの「ニンニク」があればいいのだ。


関連参照

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