2017年2月8日水曜日

リボ払いにはご注意を

クレジットカードには翌月一括払いや分割払いなど、さまざまな支払い方法があります。

リポ払いもその一つで、利用金額・件数にかかわらず、毎月の支払いが一定額に抑えられます。

そのため、家計管理がしやすいという利点があります。

半面、手数料(実質年率15~18%程度)がかかる上、無計画に利用すると支払残高(債務額)が増えて、延々と支払期関が続くといったことがあるので、注意が必要です。

利用する際は、リボ払いの仕組みをしっかり理解しておきましょう。

代表的な仕組みは次の通りです。

「定額方式」
支払残高に関係なく、毎月一定額を支払う方式では変わりません。
しかし、支払期間が延びて、その期間は手数料がかかります。


「残高スライド方式」
支払残高に応じて毎月の支払額が変わる方式です。
例えば、支払い残高が10万円未満だと支払額が月5000円、支払残高が10万円以上だと支払額が月1万円になるなど、毎月の返済額が増減します。



リボ払いにする方法は、主に次の四つです。

①リボ払い専用カード
 支払いは全てリボ払いとなり,
「一括払い」はできません。

②事前登録型リボ払い
あらかじめ支払い方法をリボ払いに設定すると、利用したものはすべて、リボ払いになります。

③店頭選択型リボ払い
買い物をした際、店頭などでその都度、リボ払いの申し出(選択)をします。
 
④後からリポ払いに変更
カード利用後、インターネットや電話などでリボ払いに変更します。

一方、リボ払いによるラブルも目立ちます。
支払い方法の確認不足によるものが多く、「特典が付くと言われてカードを作成したら、後でリボ払い専用カードだったことに気付いた」「翌月一回払いで決済したのに、リボ払いになっていた」など、気付いたら多額の手数料を支払っていたという事例があります。

 
カードを作成する際には、必ず支払い方法を必ず確認しましょう。

特に、カード作成でポイントなどが付与されるキャンペーンに応募する場は、「リボ払い専用カード」「事前登録型リボ払い」が条件になっていることがあります。
条件をよく確かめてから応募しましょう。

また、リボ払いの利用状況は、カードの利用明細書で確認できます。
必ず目を通して、少しでも不明な点‐があればカード会社に問い合わせてください。

リボ払いはカード会社によって仕組みが異なります。
トラブルを防ぐためにも、利用案内書や規約などをよく読み、理解した上で上手に活用しましょう。


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