バレエ界のアカデミー賞」と称される「ブノワ賞」が日本時間18日未明、モスクワのボリショイ劇場で発表され、女性ダンサー部門は東京都出身でパリ・オペラ座バレエ所属のオニール八菜(はな)さん(23)に決まった、というニュースが流れた。
対象は昨年5月に本拠で踊った古典作品「パキータ」の表題役。
日本仕込みの端正な技術と、フランスらしい優雅さが高く評価された、という。
日本からの受賞は2014年の木田真理子さん(スウェーデン王立バレエ所属)に続き2人目。
オニールさんは受賞後、「これからも役作りに励み、たくさん踊っていきたい」と語った。
過去に受賞したのは、
ウィリアム・フォーサイス、ミハイル・バリシニコフ、モーリス・ベジャール、シルヴィ・ギエム、オーレリー・デュポン、ジョン・ノイマイヤー、ローラン・プティ、イリ・キリアン、マニュエル・ルグリなどで、
素人でも、耳にしたことのあるような顔ぶれだ。
オニールさんは母親が日本人で8歳で父の祖国ニュージーランドへ移住。
豪州のバレエ学校を卒業後、2年の試用期間を経て13年にパリ・オペラ座の正団員になっていた。
オニールさんは8歳で父親の祖国「ニュージーランド」に移ったあとも「レベルの高い日本のコンクールに出したい」という母親の意向で夏休みの度に帰国、日本のバレエスタジオに通っているという。
関連参照:
ブノワ賞に日本人
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