2016年5月8日日曜日

ドローンの活用実験2題

ドローンの活用への実験がさまざななところで始まっている。以下ふたつ紹介してみる。

ーーーーー  ーーーーー  ーーーーー

ドローン宅配実験/千葉市2019年の実用化めざす

小型無人機(ドローン)を使った宅配サービスの実現に向けた実証実験が11日午前、国家戦略特区に指定された千葉市の幕張新都心で始まった。

全地球測位システム(GPS)を活用してドローンの自律飛行を行い、物資を輸送するデモンストレーションを実施した。2019年の実用化を目指す。

 今回の実験では「イオンモール幕張新都心」の屋上から公園、別の公園から10階建てマンションの屋上へと、ワイン瓶、薬箱を運び、風の影響や電波の受信状況などを調べた。

実験に先立ち、政府は幕張新都心で戦略特区会議の「千葉市ドローン宅配等分科会」の初会合を開催した。

牧島かれん内閣府大臣政務官、熊谷俊人千葉市長、千草大の野波健蔵特別教授らが出席した。
分科会は、楽天や佐川急便、NTTドコモなど宅配、物流、通信企業約10社が参加する技術検討会の設置を決定。

検討会は月1回のペースで開催され、飛行実験や議論などを行っていくという。

野波氏は実験終了後、「千葉市での実用化を最優先にし、他地域に波及する物流革命につなげたい」と抱負を語った。



二つ目は、「学校図書を輸送」の話題


小型無人機「ドローン」を使って学校間で本を運ぶ実証実験を、秋田県仙北市は11日行った。
 
ドローンの活用で地域活性化を狙う地方創生特区に昨年8月指定されて以来、初の実験となる。

本体下部に備えた専用ケースに「星の王子さま」の単行本など3冊(計やく1キロ)を入れたドローンが、西明寺小から西明寺中までの約1.2キロを約50メートルの高度で10分ほどかけて飛行した。

途中の国道を横断する際には監視員が見守り、西明寺中の校庭に旋回して降り立った。

本を受け取った中学3年生(14)は「テレビでしか見たこと無かったけど身近になった。いろんなところで役立ってほしい」と笑顔で話した。

市は数年前に学校図書をネットワーク化し、生徒が他校の本も検索して借りられるシステムをつくったが輸送は教員が行っていた。今後ドローンによる輸送を確立させたい考えだという。

関連参照

「ドローンの時代」
ドローン宅配
漁業被害減少にドローン活用

健康ライフのヒント集
人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿