2016年8月8日月曜日

筋肉減るとこんなことも

よく、ストレスがたまると肌が荒れる、胃腸の調子が悪くなる、などといわれ、腰痛や肩こりも、精神的ストレスと密接なかかわりがあるといわれています。

心と体は互いに影響し合って健康を保っていますから、どちらか一方が不健康な状態では、健康を保つことができないのです。

とりわけ、筋肉は脳と密接なかかわりがあります。

たとえば、運動をするとなぜかスッキリした気分になりますよね。

これは、脳の血流がよくなり、新鮮な酸素によって脳がリフレッシュされるためです。
 
そして、逆に運動不足だと、イライラしやすくなったり、気分が落ちこみやすくなったりしてしまうものです。

運動は、うつなどの心のトラブルや睡眠障害などの有効な治療法としても高い評価を受けていますが、高齢になって筋力が低下し運動不足になると、人とのコミュニケーションがおっくうになって引きこもりがちになり、うつに悪化するケースもあります。

認知症の多くはこのことが引き金となっている可能性も指摘されています。
 
そうならないためにも、運動習慣を身につけて筋肉の衰えを防ぐことが大切なのです。

また、最近の研究で、筋肉が脳に指令を出し、脳の働きに影響を与えていることがわかってきました。

「脳が筋肉に指令を出す」の間違いじゃないの?

と思われた方もいるかもしれません。

脳がすべての指令を出す「総司令官」で、
筋肉は「指令どおりに動く、働きものの子分」というイメージをもっている方も多いでしょう。
 
ところが、筋肉からさまざまな生理活性物質やホルモンが分泌されていることがわかり、その働きやメカニズムを追求していった結果、筋肉自身か指令を出し、脳を働かせていることがわかってきたのです。

といっても、脳が私たちの心と体の総司令官であることには変わりありません。

ただ、筋肉はいわれたとおりに働いているだけでなく、みずから必要な情報を収集して脳に情報を送り、司令官を働かせる「非常に有能な子分」だったというわけです。

たとえば、筋トレをすると、脳の下垂体から成長ホルモンなどが分泌されて筋肉が増強されるわけですが、じつは脳に「成長ホルモンを出せ」と指令しているのは筋肉なのです。

つまり、筋肉が良好な状態で、しかも活発に動いていなければ、脳に明確な指令を出せず、脳は成長ホルモンを十分に分泌できないのです。

筋肉からは、ほかにもさまざまな物質が分泌されています。

そのすべてが解明されているわけではありませんが、まだまだ私たちが知らない重要な指令を脳にだしているかも知れません。

運動不足で筋肉が衰えていくと筋肉と脳の連携がうまくいかなくなり、なんとなく気分が落ち込んだり、やる気が低下してしまうだけでなく筋肉を増強するためのホルモンが減少したりして、ますます筋肉が衰えていく可能性があります。


気分が落ち込んできたら、

・「なぜなんだろう?」と悩んだり
・「元気を出そう!」と考えるより、

まず筋肉を動かして脳を活発に働かせてみてはいかがでしょうか?

とくにハードな仕事や人間関係などのストレスを溜め込みやすい40代~50代の方は、積極的に体を動かすようにしましょう。

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