βカロテンは、ビタミンAと密接な関係があります。
ビタミンAと聞いて、少し年齢のいった人なら夜盲症を思い浮かべるかも知れません。
夜になると眼がよく見えなくなる病気なのですが、ビタミンAが不足すると起こります。
ビタミンAは目の働きに関係があり、視力の低下もビタミンA不足と関係していることがあります。
ビタミンAが不足して起こるのは、目の病気ばかりではありません。ビタミンAは粘膜の乾燥を防いで、細菌の感染を予防、風邪の予防にも働きます。
最近の研究では、活性酸素が出来るのを防ぐだけでなく、高脂血症、動脈硬化の改善にも働いていることがわかりました。
ガンなどの悪性腫瘍を抑える働きもあります。
ビタミンAは,大切な欠かせないビタミンなのですが、脂溶性という欠点があります。
脂溶性とは、体の中の脂に溶けて、なかなか排出されにくいという意味です。とりすぎると過剰症を起こします。
そこで注目されるのがβーカロテンです。
βーカロテンは、プロビタンAといわれ、ビタミンAに体の中で変化していきます。
何よりいいのは、体が必要な分だけしかビタミンAに変わらないのでとりすぎることはありません。
βーカロテンはが豊富なのは、ニンジンやカボチャですが、野菜の王様のブロッコリーも豊富に含まれています。
そしてビタミンAは、サプリメントでとるより野菜からとった方がいいでしょう。
関連参照:
健康ライフのヒント集
「加齢」との付き合い方
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