2015年2月9日月曜日

病気や薬の影響で射精できない

早い・遅いだけではなく、脊髄損傷など射精中枢や神経系の原因があって射精そのものができないケースもあります。


また、薬の影響で射精できない場合や、解剖学的な異常によって射精できない場合もあります。

 
たとえば、糖尿病になると、射精時に膀胱頚部の閉鎖ができなくなるのです。

本来ならここが閉まって、精液がペニスの先に送られていくわけですが、開いたままになってしまう。

そうなると、精液が膀胱のほうへ逆流してしまうことがあるのです。

これは「逆行性射精」と言います。
 
また、前立腺肥大の治療薬で「ユリーフ」という薬があります。

この薬には射精の第一段階である「前立腺や精嚢のほうへ精液を送り込む」ことができなくなる副作用があります。

精液を外に出そうとする律動は起こるのですが、精液が送られてこないのです。

この薬によって体にどんなことが起こるのか、自分で確かめた人がいます。

実際に服用してマスターペーションをしたのです。

「そうしたら本当に、出ない!」精液が出てこないのです。

射精に伴う律動、つまりビュッビュッという感覚はあるのですが、精液が出てこないため、スカーツスカーツとなるのです。

空気が出てくるような、なんとも言えない空振り感。

出るべきものが出ないというのは、本当に気持ちが悪いものです。

翌日も同様にマスターベーションをしても出てこなかったので、さすがに焦りました。

3日目には無事に射精できましたので、安心した、と述べています。
 
射精のしくみは非常に緻密で、段階的な作用があります。

神経や血管の病気、あるいは薬によって、この作用が起こらなかったり、誤作動を起こしてしまうこともあるのです。

「普通に射精できない」陰には、なんらかの異常があると考えてもいいでしょう。
 
ただ、こうした例は非常に少ないです。

ある調査では、大多数が早漏や遅漏であり、しかもそのうち77%は膣内射精障害でした。


関連参照:
男性不妊の問題
http://kore-ii.mobi/danshi-hunin/category15/

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