2015年3月20日金曜日

92歳でマスターズ陸上。宮崎秀吉さんのことー1

『103歳世界最速のおじいちゃんスプリンター』という本に登場し、現在104歳のスプリンターおじいちゃん、宮崎秀吉さんのことを少し。


・「囲碁」・「マスターズ陸上」・「砲丸投げ」

65歳で40年間勤めた農協を辞めてから、書や俳句など、いろんなことに手を出してきたけれど、どれも我流で、ただ「覚えた」と言う程度のものだったようです。
 
でもその中でも囲碁は、いくらか身に付いた趣昧だった。

農協に勤めていた40歳くらいのとき、夕方4時頃になると畑仕事を終えた近所の農家の人たちが、農協の庭を開放したにわか碁会所みたいな場所に碁を打ちに来るのだが、それを覗いて見ているうちに自然に碁の打ち方を覚えてしまった、といいます。
 
100歳過ぎてから関西碁院の昇段試験で、100歳で初段、101歳で2段、103歳で3段を取ることができた。
 
ただ、90歳くらいのときに困ったのが、たくさんいた碁の仲間がドンドン死んでいき、しまいには近所で碁を打つ相手がいなくなってしまったことだ。

そこで、今は仕方なくテレビの碁の番組などを観て囲碁をしているんだけど、当時は、これから先、どれだけ生きるかわからないのに、独りで何をすればいいのか困ったなあ、という思いが強かったといいます。


そんなときに、三女の武子が「マスターズ陸上というのがあって、テレビで今やっているから観てみて」と言うので、チャンネルを変えて中継を観た。

ちょうど目に入ってきたのが、ロサンゼルスオリンピック三段跳びの金メダリストだった南部忠平さんの夫人の南部久子さんが砲丸投げで出場されていて、世界新記録を出された姿たった。

当時、久子さんは90歳だったと思う。その姿を見て92歳の自分も、よし、ひとつこれをやってみようと決めたのだ。


関連参照:
http://kenkou-jumyou.blogspot.jp/2015/03/30.html
http://wadai-saguru.blogspot.jp/2015/03/blog-post_23.html

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