2015年3月11日水曜日

骨折リスクと「やせて運動をしない女性」

閉経後の女性は急激に骨量が減少し、骨折のリスクが高まります。

これは、女性ホルモンの減少が影響しています。

女性ホルモンには破骨細胞の活動を抑える働きがあるからです。

閉経後はその分泌量が減るため、破骨細胞の働きが活発になってしまうのです。
 
とくに、若いときからやせていて、しかも運動習慣がなかったという人は、もともと骨が太く丈夫に鍛えられていないため、骨折のリスクが高くなります。
 

また、過去に骨折の経験があると、骨折のリスクは一般的な高齢者の2倍になるという調査結果
もあります。

人間の骨量は20代がもっとも多く、その後は加齢とともに減少します。

80代では、男性の場合でピーク時の70%、女性の場合では60%まで減ってしまいます。
 
骨量を回復させるには、適切な薬物療法を行うことが必要です。

医師に相談して今すぐ始めましょう。


また、骨に刺激を与えれば骨量の低下を防ぐことができることもわかっています。
 
また、カルシウムをしっかりとることも丈夫な骨をつくるためには欠かせません。


カルシウムを効果的にとるポイントは、次の3つです。

1>塩分を控える(塩分を多くとると、カルシウムはナトリウムとともに体外へ排出されてしまう)。
2>ビタミンDを摂取する(腸でのカルシウムの吸収を助ける)。
3>ー日20分程度の日光浴をする(皮膚でビタミンDが合成される)。



関連参照:
男性不妊の問題


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