脳の視床下部が、受精のダンスを指揮するコントロールセンターになっています。
ホルモンはメッセンジャーで、細胞組織やその他の場所に作用します。
たとえば、インスリンは膵臓でつくられますが、からだじゅうに影響を及ぼします。
筋肉に、血液中のブドウ糖を取り込むよう命令を出すのです。
生殖機能をつかさどるカギとなるホルモンは、
- ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)、
- 卵胞刺激ホルモン(FSH)、
- 黄体化ホルモン(LH)、
- エストロゲン(卵胞ホルモン)、
- プロゲステロン(黄体ホルモン)、
- テストステロン(男性ホルモン)
の6つです。
GnRHは、視床下部という目のすぐうしろにあるアーモンドはどの大きさの脳の一部から周期的に分泌されていて脳下垂体に働きかけてFSHとLHの放出を促しています。
FSHとLHは、卵巣に卵子の成熟と排卵を促します。
そして、卵巣内で卵胞が成熟するとエストロゲンが、排卵後の黄体からはプロゲステロンが分泌され、妊娠に向けて子宮内膜の状態を整えます。
脳下垂体はエストロゲンの上昇を察知するとFSHの分泌を抑制します。
このように女性のからだは月経サイクルごとにさまざまなホルモンをつくリ出します。
ホルモンの放出はそのほとんどが排卵直前にピークを迎え、その後下がり、そしてふたたび緩やかに上かっていきます。
男性の場合、FSHが精巣内で精子をつくる働きを活発にします。
一方、LHは精巣内でテストステロンをつくらせます。テストステロンは新しい精子をつくるよう促すとともに、生殖器の働吉を維持し、セックスの欲求を高めるのです。
FSHとLHの役割は男女でまったく異なりますが、その名称は主に女性における働きから命名されています。
これらのホルモンは女性の体内で発見されたからです。
その他のホルモンは卵子と精子を成熟させ、排卵や射精の準備をし、精子と卵子を引き合わせ、そして受精卵を育てる役目を担っています。
これらは、食生活が妊娠にいかに影響を及ぼすかを理解するための重要なステップです。
関連参照:
男性不妊の問題
健康ライフのヒント集
スリムさんの感想
はてなブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿