なかでも、注目を浴びているのが、「AGE」とよばれる物質です。
AGEとはいったいどのような物質なのでしょうか?
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、
つまり「たんぱく質と糖質が加熱されてできた物質」のことです。
「酸化」が体のサビつきならば、「糖化」は体の焦げつきと考えていいでしょう。
砂糖は焦がすと変性して黒褐色に変わります。ご飯のオコゲも同じ現象で外からのAGEです。
糖化によって発生するAGEは強い毒性を持ち、「老化を促進する原因物質」であることが明らかにされているのです。
たとえば、AGEが血管に蓄積すると動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障のリスクが高まります。
AGEは全身の健康状態に悪い影響を与え、肌は衰え、シミやシワ、たるみの原因にもなり、認知症、糖尿病、更年期障害などのリスクも高めます。
このように、体を焦げつかせて深刻な疾病を引き起こすAGEを、体内にためない生活をすることが、老けないためにはとても大事になってきます。
関連参照:
焦げ・枯れ・錆びと老化
http://sugoi-ii.biz/40-happy-aging/category13/
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