2015年3月26日木曜日

AGEに気をつけよう

最近の老化の研究では、外見の老化と体内の老化は密接に関係していると考えられています。

なかでも、注目を浴びているのが、「AGE」とよばれる物質です。

AGEとはいったいどのような物質なのでしょうか?

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、
つまり「たんぱく質と糖質が加熱されてできた物質」のことです。


「酸化」が体のサビつきならば、「糖化」は体の焦げつきと考えていいでしょう。


砂糖は焦がすと変性して黒褐色に変わります。ご飯のオコゲも同じ現象で外からのAGEです。

糖化によって発生するAGEは強い毒性を持ち、「老化を促進する原因物質」であることが明らかにされているのです。

たとえば、AGEが血管に蓄積すると動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障のリスクが高まります。

AGEは全身の健康状態に悪い影響を与え、肌は衰え、シミやシワ、たるみの原因にもなり、認知症、糖尿病、更年期障害などのリスクも高めます。

このように、体を焦げつかせて深刻な疾病を引き起こすAGEを、体内にためない生活をすることが、老けないためにはとても大事になってきます。


関連参照:
焦げ・枯れ・錆びと老化
http://sugoi-ii.biz/40-happy-aging/category13/


↓クリックをお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿