2015年7月26日日曜日

日本で存在感を示し始めているナイジェリア人

現在日本に在住しているナイジェリア人は、軍政下の圧政や経済不振から1990年代に増え始め、在留届を出しているだけで2600人超(14年末現在)だ。実際には5000人以上と推計されるようです。

ナイジェリアはアフリカにあります。念のため。


中国人やブラジル人などと比べると少ないが、在日ナイジェリア大使館によれば、

「査証(ビザ)審査が厳しい日本の入国許可が得られるのは、それなりに技術や意識が高い人が多い」

のだそうだ。


世界で見てみると国外に暮らすナイジェリア人は、英米を中心に全世界で推計500万~1700万人に上るといいます。

ナイジェリア政府は、「ブレイン・ドレイン(頭脳流出)を、ブレイン・ゲイン(頭脳獲得)に」を合言葉
に、海外人材の国造りへの活用を図っています。

実際、貿易や中古車販売、ITなど様々なビジネスを展開する、起業家精神に富んだ在日ナイジェリア人が目立つのです。

また、同郷の絆が強いのも特徴だという。

在日ナイジェリア人は全ナイジェリア36州ごとに「州人会」を設けており、全国組織としての「日本ナイジェリア連合会」もあるほどだ。
 
実際、東京・池袋で今年5月に開かれたナイジェリア南部イモ州の出身者による「イモ州人会」。

集まった約50人は2時間以上にわたり、日本での生活や仕事について活発に情報交換したりしている。

さて、在日24年目、埼玉県八潮市で非鉄金属リサイクル会社を経営するナイジェリア人、ケネディー・ンナジさんの場合。

・日本語を習得し、商習慣にもすっかりなじんだ。
・正月には新潟の銘酒の一升瓶を抱えて取引先を回る。
・「市場の読みがいい」と、取引先からも信頼されている。

ンナジさんは今月、新たな挑戦を始めた。
インターネットやテレビ広告で母国に高品質な日本製品を紹介し、個人注文を受けて船便で製品を届ける新事業だ。

成功するといいですね。



最後にちょっとナイジェリアのお勉強。

ナイジェリアは人口もアフリカ最大の約1億7000万人で、南アフリカやケニアと並ぶ「地域大国」に位置付けられる。

ただ、治安の悪さや貧困など深刻な社会開題も抱えている。

ナイジェリアは1960年に英国から独立。連邦共和制を導入したが、軍によるクーデターが頻発し、政情不安が続いた。

99年の大統領選でオバサンジョ大統領が民主化に着手している。

その後、豊富な石油資源に支えられて経済成長を遂げている。


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健康ライフのヒント集
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2015年7月24日金曜日

その食べものは「自然か、不自然か」を基準に選ぶ


食べものを食べるとき、それを見て自然に「食べたいな」という気持ちが持てるかどうかで判断するという方法があります。

そのためにはその食べものが「自然か、不自然か」を見極める目を持っておくことは大切です。

それが「身体にいい食べもの、悪い食べもの」の判断基準につながる一番いい方法だと考えられるからです。
 
具体的な食品を例にあげて説明しましょう。



牛乳。ほかの動物の母乳を飲んでいるのは不自然?!

日本人の牛乳信仰も根強いものがあります。牛乳は健康にいいと長い間いわれ続けてきていますし、学校給食や病院食にさえ必ず牛乳はついてくるので、無理もないでしょう。
 
でも、ちょっと考えてみてください。牛乳は人間にとってとても不自然な飲みものなのです。
 
人間の赤ちゃんは母乳を飲みます。そして牛の赤ちゃんも母乳を飲みます。

牛の赤ちゃんにとっての母乳とはつまり、牛乳のことです。
 
牛乳は本来、牛の赤ちゃんが飲むものです。

地球ヒに存在する生物で、他の動物の母乳を飲んでいるのは、人間だけなのです。
 
基本的に母乳は、歯が生える前のまだ立つこともできない赤ちゃんが飲むものです。

人間だって、I~2歳で多くの赤ちゃんは母乳を飲むのをやめ、歯で噛める食事に移行します。

それなのに、人間だけが、大人になっても牛のおっぱいを飲んでいるのです。
 
カルシウムをとるために牛乳を飲んでいるという方もいるでしょう。

ところが、フィンランドやカナダでは、多くの人たちが牛乳を飲んでいるにもかかわらず、骨粗粗症の患者さんが多いという報告もあります。

もちろん日照時間が短いということもあるかもしれませんが、少なくとも牛乳が骨粗鬆症の予防になっているかどうかは疑問です。

欧米人は乳糖を分解する酵素を持っていますが、私たち日本人は持っていない方が多いのです。

しかも、カルシウムを含む食品なら、小松菜や昆布、わかめ、煮干しのほうがずっと多く含まれています。

寒冷地の人たちは、このようなカルシウムがト分にとれないために、牛乳をたくさん飲んでいるのです。

しかも、カルシウムを吸収するには、マグネシウムやリンのバランスも大切です。

牛乳は残念ながら私たち人間がカルシウムを吸収しやすいバランスにはなっていません。

ならば、欧米人と同じことを日本人がおこなう必要はないのではないでしょうか。

もちろん、おいしいから、食べたいから乳製品をとるのはいいと思います。

食べたいな、と思ったときに嗜好品として楽しむのならいいのではないでしょうか。

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スポーツと栄養と
40歳の不都合な真実 
焦げ・枯れ・錆びと老化
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2015年7月19日日曜日

体のバージョンはアップできる 

体が必要とするものを、体が自ら気づき、それを意識的に改善していったとしたら、私たちの体はとても調子がよくなり、生活の質までも上がっていきます。

たとえ気づかない体になってしまっても、あきらめることはありません。

食事療法によって、気づく体を取り戻すことはできます。その一例を紹介します。

断食をして、排泄をして、ゆっくりお風呂に入って代謝を上げ、まず体の中を空っぽにするのです。

そして、空になった状態で、栄養素がふんだんに含まれた質の高い食べ物や、ミネラルが豊富良質な水を体内に入れるのです。
 
まっさらに戻った体に、良質なものを入れていくことで、本当の意味での「食べ物をとること」を、改めて体に教えていくわけです。

こうすると、食べ物の質に敏感になり、不足している栄養素が何かということが、感覚的にわかるようになるのです。

体の中に調和のとれた滴が一滴入ってきて、「あなたの体は、本当はこうなのよ」と気づかせてくれる。

気づいた通りに体が動き出し、その正しい動きが次々にほかの部分にも伝わっていったとしたら……。

もっと自主的な体になっていくだろうし、より前向きな発想ができるようになるのではないでしょうか。

また、気づくことは、反省をもたらしてくれます。

気づき、反省することで、それまでの食事を見直し、体と食事の調和について真剣に考えていくようになるのだと思います。

気づきがあり、反省かあるからこそ、体はバージョンアップできるのです。


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2015年7月14日火曜日

熱中症にご用心

私たちの体は6割が水分だといわれています。

言い換えれば、それだけ水分が必要ということです。


体にとって大切なものだけに、出してばかりの状態が続くと、体のほうがそれ以上汗を出さないようセーブしてしまうのです。
 
汗が出なくなり、体温が上昇しすぎてしまえば熱中症をまねきます。
 
いつでも汗がかける状態にし、深部の体温上昇を抑えるために、体を一定の水分量にしておくことが重要になります。
 
また、私たちが体を動かし、生きていられるのは、血液が流れて、酸素と栄養を細胞に運んでくれるからです。

水分が少なくなると血液が濃くなり、流れが悪くなります。
 
脂肪燃焼に効果的だといわれている有酸素運動も、喉がカラカラの状態で行えば、結局、酸素が運ばれず、有酸素運動にはなりません。

体温調整に加え、体液の循環量を確保するという意味でも、水分を適切に補給することはとても大事なのです。
 

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2015年7月9日木曜日

日々のケアにサプリメントをプラス

関節が痛いときは、食べ物だけでなく、サプリメントの力を借りたほうがいいかもしれません。

コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミン、ビタミンCをとるのがいいでしょう。
 
とり方のポイントは、夜、多めにとることです。

なぜなら、関節の治癒作用は、成長ホルモンが分泌される夜、寝ているときに活発になるからです。

たとえば、一目の摂取目安量が6粒という場合は、朝昼晩と均等に2粒ずつとるのではなく、たとえば朝I粒、昼2粒、夜3粒にし、午後に多くなるような配分にするのがいいと思います。

 
食べ方とは別に、あまりにも痛みが激しいときは、とにかく無理に動かさないことです。

無理に動かすと、体全体のバランスが悪くなり、それをカバーするために、痛くなかったところまで痛めてしまうのです。

安静にして痛みをとることを最優先しましょう。
 
ケガの対処法としての食べ方について、主にお話ししてきましたが、夏バテの予防と同じように、いちばん大切なのは、そうならないようにまず予防を考えることです。

そのためには、その日の疲れ、その日の炎症は、その日のうちにとってしまうことです。

少し激しく運動したときは、酸化を防ぐ食べ物、色が濃くてフレッシュなものを多く摂取するといいでしょう。

2015年7月6日月曜日

タンパク質をとるときのポイント



私たちの体は約20種類のアミノ酸で構成されています。

ところが、そのうちの9種類、約半分のアミノ酸は体の中で作ることができません。

体を構成しているアミノ酸のすべてを自分の体内で作ることができるのであれば、外から摂取する必要はないのですが、体内で作ることができないので、他の食べ物に入っているアミノ酸で補完しようというわけです。

さて、さまざまなアミノ酸からなるタンパク質は、肉と魚と卵と大豆と乳製品の5品目に豊富に含まれています。

タンパク質と一口にいっても、それぞれアミノ酸の組成が異なりますから、常に20種類のアミノ酸を揃えておくためには、動物性のタンパク質と植物性のタンパク質を一緒に摂取することがポイントになります。

たとえば、豚肉が好きだからといって、豚肉だけを食べていたら、豚用のアミノ酸しか摂取することができません。

人間と豚は体の作りが違うので、豚を作っていたブロックだけでは、当然足りないピースがありますし、使わないピースも出てきます。

つまり、豚肉のみでタンパク質を摂取するのでは、人としてのアミノ酸バランスが悪くなってしまうのです。
 
とはいえ、この食べ物はアミノ酸組成がこうだから、あの食べ物のアミノ酸組成はああだからなどと考えながら食べるのはとても厄介です。食事のたびに、アミノ酸組成を考えなくてもすむように、組成が異なる動物性と植物性のタンパク質を一緒に摂取しておこうというわけです。

動物性タンパク質と植物性タンパク質を一緒に摂取するといっても、大袈裟に考えることはありません。
たとえば、冷や奴に鰹節をかけて食べるとおいしいし、湯豆腐も昆布や煮干しを入れたお湯で煮て、鰹節を煮出した醤油で食べるとおいしいですね。

おいしく食べようと一工夫するだけで、豆腐と魚、言い換えれば、植物性タンパク質と動物性タンパク質を一緒に摂取することになるのです。
 
肉や魚がメインの場合なら、みそ汁の具を豆腐にし、サラダに水煮の大豆などを入れてしまう、そんな工夫で十分なのです。

ベジタリアンの人であれば、大豆製品だけでなく、雑穀といわれる穀類を豊富にとるようにすると、バランスがよくなります。

1種類の食品からタンパク質を摂取するのではなく、動物性と植物性を組み合わせる、あるいは大豆製品と穀類を組み合わせることで、アミノ酸の種類と数を十分にとる。

これが、タンパク質の食べ方の第1のポイントです。

もう一つのポイントは、食事ごとにタンパク質を摂取することです。

人間の体というのは、タンパク質を」度に大量に吸収することができません。

にもかかわらず、体のあらゆる場所でタンパク質(アミノ酸)は必要とされているので、毎食、吸収できる上限に沿うような食べ方をして、いつでも体内にアミノ酸があるという環境を作ることが大事になるのです。


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2015年7月3日金曜日

肝機能を強化するイカ・エビ類



イカやタコ、エビにはアミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれています。


タウリンは肝機能を後押しするほか、心筋の働きをよくする栄養素です。


魚介類を多く食べている国の人は、世界的に虚血性心疾患になる率が低いとされていますが、タウリンの摂取量が関係していることは間違いないでしょう。

 
タウリンは胆汁酸の分泌を促し、肝臓の解毒作用を高めるため、肝機能の改善に有効です。

さらにイカやタコは、噛みごたえがあるため、咀嚼を意識することで、消化液の分泌を促進することもできます。

煮物などでは汁ごと食べて、タウリンをムダなく摂収することをおすすめします。

肝細胞の再生を促し、疲労回復にも役立ちます。
 
ところで、イカというとイカの塩からを思い浮かべますが、塩からに使うワタにはビタミンAが豊富に含まれています。

ビタミAには粘膜を強化する働きがあります。

イカに限らず、魚のワタにはビタミンAが多く含まれているので、サンマなど一尾ごと焼いて食べる場合は、ワタも一緒に食べたいものです。


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