イカやタコ、エビにはアミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれています。
タウリンは肝機能を後押しするほか、心筋の働きをよくする栄養素です。
魚介類を多く食べている国の人は、世界的に虚血性心疾患になる率が低いとされていますが、タウリンの摂取量が関係していることは間違いないでしょう。
タウリンは胆汁酸の分泌を促し、肝臓の解毒作用を高めるため、肝機能の改善に有効です。
さらにイカやタコは、噛みごたえがあるため、咀嚼を意識することで、消化液の分泌を促進することもできます。
煮物などでは汁ごと食べて、タウリンをムダなく摂収することをおすすめします。
肝細胞の再生を促し、疲労回復にも役立ちます。
ところで、イカというとイカの塩からを思い浮かべますが、塩からに使うワタにはビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミAには粘膜を強化する働きがあります。
イカに限らず、魚のワタにはビタミンAが多く含まれているので、サンマなど一尾ごと焼いて食べる場合は、ワタも一緒に食べたいものです。
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