2015年3月30日月曜日

なぜ、アメリカ人は健康意識が高いか?

なぜ、アメリカ人は健康意識が高いのでしょうか?

これには、医療保険制度が関わっています。


アメリカには、日本のような公的健康保険制度がないのです。


民間の保険会社は、審査が厳しいうえに高額で、限られた人しか加入できない。


2011年の調査では、4800万人ものアメリカ国民が、医療保険に一つも入っていないという。

保険未加入の場合、病院で自費診療になり、高額な治療費を請求される。
 
風邪や食あたりでも、平均200~300ドル(Iドル=110円として、2万2000~3万3000円)、救急車を使ったら2000ドル(22万円)、1泊の入院で9000ドル(約10万円)はかかってしまうという。
 
そのため、病気にならないよう、健康を意識している人が日本よりも圧倒的に多いのだ。

 
それは、アメリカにおけるサプリメントや市販薬市場の大きさからもわかる。
 
アメリカでは、サプリメントを飲んでいる人が非常に多い。しかも、その量は並大抵ではない。

1日に何十種類も、片手山盛りくらいのサプリメントを飲むのが普通だ。
 
アメリカにおいて、サプリメントは、年々売り上げを増やし続け、2013年には、10兆円を超える巨大マーケットに成長しているのである。

 
参照:

あなたの知らない健康茶
焦げ・枯れ・錆びと老化


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2015年3月29日日曜日

AGEはどうやって出来るのか?

老化を促進する物質であるAGEは、どのようにして作られ体内に蓄積されるのでしょうか?
 
AGE終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、が体内に蓄積されるしくみは、2通りあります。

 
ひとつは、「体内で作られたAGEが蓄積される場合」です。

血液中のブドウ糖が過剰になると、人間の体の組織を作っているたんぱく質と糖が結びついて体温で加熱されて糖化がおき、AGEが作られ体内に蓄積されます。


 
もうひとつは、「食べ物から体内に入り蓄積される場合」です。

AGEはいろいろな食べ物や飲み物に含まれています。たとえば、ホットケーキは、小麦粉(糖)と卵や牛乳などのたんぱく質をミックスして加熱したもの。

このホットケーキの「こんがりきつね色」の部分が糖化した部分で、ここにAGEが発生しています。

調理時の温度が高いほどAGEの発生が多くなります。

血糖値が高ければ高いほど、体のなかで糖とたんぱく質が結びついて糖化が進み、AGEの生成量が増えます。

さらに、血糖値の高い時間が長ければ長いほどAGEはたまりつづけます。

つまり、血糖値が高くなる食事は老化を促進するということになるのです。


関連参照:
焦げ・枯れ・錆びと老化
http://sugoi-ii.biz/40-happy-aging/category13/


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2015年3月26日木曜日

AGEに気をつけよう

最近の老化の研究では、外見の老化と体内の老化は密接に関係していると考えられています。

なかでも、注目を浴びているのが、「AGE」とよばれる物質です。

AGEとはいったいどのような物質なのでしょうか?

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、
つまり「たんぱく質と糖質が加熱されてできた物質」のことです。


「酸化」が体のサビつきならば、「糖化」は体の焦げつきと考えていいでしょう。


砂糖は焦がすと変性して黒褐色に変わります。ご飯のオコゲも同じ現象で外からのAGEです。

糖化によって発生するAGEは強い毒性を持ち、「老化を促進する原因物質」であることが明らかにされているのです。

たとえば、AGEが血管に蓄積すると動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障のリスクが高まります。

AGEは全身の健康状態に悪い影響を与え、肌は衰え、シミやシワ、たるみの原因にもなり、認知症、糖尿病、更年期障害などのリスクも高めます。

このように、体を焦げつかせて深刻な疾病を引き起こすAGEを、体内にためない生活をすることが、老けないためにはとても大事になってきます。


関連参照:
焦げ・枯れ・錆びと老化
http://sugoi-ii.biz/40-happy-aging/category13/


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2015年3月23日月曜日

ボケ防止。宮崎秀吉さんのことー2

現在104歳の最高齢スプリンター・宮崎秀吉さんから学ぶことはたくさんあります。
 
歳を取ればたいてい頭がボケてくる。

ボケ防止にこんなことを意識的にしている!



まずは、毎日一行日記を書いているのだ。

一行の日記でヒトに見せるものでもないので、自分の備忘録のようにしているといいます。

そんななか、どうしても「漢字」が思い出せないことが多くて、情けない、といいます。

書くときにできるだけ数字を入れるようにしている。

一年前の大会での100メートル走の記録や、今年引かれた税金とか、わりと細かく数字を書いているのだ。


また、こんなことも。日常的によく数字を数えることはやっているのです。

毎日の体操のときも、足踏みなどは声を出して1から100まで数えながらやっている。


夜中に目が覚めたときにも、数字を100まで数えることがある。

床の中でボツとしていちゃいかんと思い、イチ、ニー、サン、シー、ゴー、ロクと100まで数えたら、今度は逆から、99、98、97、96……という具合に数えていく。

数字を数えても眠れないときは、次に、イロハニホヘトの順番で、イで思いつく漢字を順番に挙げていく。

例えば、イは芋、石、じゃあ口はどうだ、ハはどうだと言う具合に順番にやっていくのだが、
漢字を思い出すのは頭が疲れるから、それでいつの間にか眠くなってくるのだった。

この方法、眠れないヒトなど試してみたらいいかも知れません。


関連参照:
92歳でマスターズ陸上。宮崎秀吉さんのことー1


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2015年3月20日金曜日

92歳でマスターズ陸上。宮崎秀吉さんのことー1

『103歳世界最速のおじいちゃんスプリンター』という本に登場し、現在104歳のスプリンターおじいちゃん、宮崎秀吉さんのことを少し。


・「囲碁」・「マスターズ陸上」・「砲丸投げ」

65歳で40年間勤めた農協を辞めてから、書や俳句など、いろんなことに手を出してきたけれど、どれも我流で、ただ「覚えた」と言う程度のものだったようです。
 
でもその中でも囲碁は、いくらか身に付いた趣昧だった。

農協に勤めていた40歳くらいのとき、夕方4時頃になると畑仕事を終えた近所の農家の人たちが、農協の庭を開放したにわか碁会所みたいな場所に碁を打ちに来るのだが、それを覗いて見ているうちに自然に碁の打ち方を覚えてしまった、といいます。
 
100歳過ぎてから関西碁院の昇段試験で、100歳で初段、101歳で2段、103歳で3段を取ることができた。
 
ただ、90歳くらいのときに困ったのが、たくさんいた碁の仲間がドンドン死んでいき、しまいには近所で碁を打つ相手がいなくなってしまったことだ。

そこで、今は仕方なくテレビの碁の番組などを観て囲碁をしているんだけど、当時は、これから先、どれだけ生きるかわからないのに、独りで何をすればいいのか困ったなあ、という思いが強かったといいます。


そんなときに、三女の武子が「マスターズ陸上というのがあって、テレビで今やっているから観てみて」と言うので、チャンネルを変えて中継を観た。

ちょうど目に入ってきたのが、ロサンゼルスオリンピック三段跳びの金メダリストだった南部忠平さんの夫人の南部久子さんが砲丸投げで出場されていて、世界新記録を出された姿たった。

当時、久子さんは90歳だったと思う。その姿を見て92歳の自分も、よし、ひとつこれをやってみようと決めたのだ。


関連参照:
http://kenkou-jumyou.blogspot.jp/2015/03/30.html
http://wadai-saguru.blogspot.jp/2015/03/blog-post_23.html

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2015年3月17日火曜日

ホルモンの複雑な役割

もし卵子と精子がバレエダンサーならば、ホルモンは踊りのための音楽を生み出し、リズムをとり、ダンスの振りつけをするものと言えるでしょう。


脳の視床下部が、受精のダンスを指揮するコントロールセンターになっています。
 
ホルモンはメッセンジャーで、細胞組織やその他の場所に作用します。


たとえば、インスリンは膵臓でつくられますが、からだじゅうに影響を及ぼします。


筋肉に、血液中のブドウ糖を取り込むよう命令を出すのです。
 
生殖機能をつかさどるカギとなるホルモンは、

  • ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)、
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)、
  • 黄体化ホルモン(LH)、
  • エストロゲン(卵胞ホルモン)、
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)、
  • テストステロン(男性ホルモン)

 の6つです。

GnRHは、視床下部という目のすぐうしろにあるアーモンドはどの大きさの脳の一部から周期的に分泌されていて脳下垂体に働きかけてFSHとLHの放出を促しています。
 
FSHとLHは、卵巣に卵子の成熟と排卵を促します。

そして、卵巣内で卵胞が成熟するとエストロゲンが、排卵後の黄体からはプロゲステロンが分泌され、妊娠に向けて子宮内膜の状態を整えます。

脳下垂体はエストロゲンの上昇を察知するとFSHの分泌を抑制します。
 
このように女性のからだは月経サイクルごとにさまざまなホルモンをつくリ出します。

ホルモンの放出はそのほとんどが排卵直前にピークを迎え、その後下がり、そしてふたたび緩やかに上かっていきます。

 
男性の場合、FSHが精巣内で精子をつくる働きを活発にします。

一方、LHは精巣内でテストステロンをつくらせます。テストステロンは新しい精子をつくるよう促すとともに、生殖器の働吉を維持し、セックスの欲求を高めるのです。
 
FSHとLHの役割は男女でまったく異なりますが、その名称は主に女性における働きから命名されています。

これらのホルモンは女性の体内で発見されたからです。
 
その他のホルモンは卵子と精子を成熟させ、排卵や射精の準備をし、精子と卵子を引き合わせ、そして受精卵を育てる役目を担っています。

これらは、食生活が妊娠にいかに影響を及ぼすかを理解するための重要なステップです。



関連参照:
男性不妊の問題
健康ライフのヒント集
スリムさんの感想
はてなブログ


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2015年3月14日土曜日

2人目不妊



「不妊」と聞くと、
通常は子どものいないカップルを思い浮かべます。


いわゆる「2人目不妊」は、すでにひとり以上の子どもがいてもそれ以上欲しいと望みつつ、なかなかできないカップルというのが実はとても多いのです。


2人目不妊は、1人目と同様にストレスを感じるものです。



2人目不妊はきわめて多く、傍目にもわかりにくいため、あまり知られていない問題です。


特に1人目を早くに授かっていると、有用なアドバイスを得ることも難しいでしょう。


最初の子ができたからといって、2人目もすぐできるとは限りません。


一般的に2人目不妊は、1人目不妊と同じ原因で起こるとされ、その対処法も同じです。



関連参照:
男性不妊の問題

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2015年3月11日水曜日

骨折リスクと「やせて運動をしない女性」

閉経後の女性は急激に骨量が減少し、骨折のリスクが高まります。

これは、女性ホルモンの減少が影響しています。

女性ホルモンには破骨細胞の活動を抑える働きがあるからです。

閉経後はその分泌量が減るため、破骨細胞の働きが活発になってしまうのです。
 
とくに、若いときからやせていて、しかも運動習慣がなかったという人は、もともと骨が太く丈夫に鍛えられていないため、骨折のリスクが高くなります。
 

また、過去に骨折の経験があると、骨折のリスクは一般的な高齢者の2倍になるという調査結果
もあります。

人間の骨量は20代がもっとも多く、その後は加齢とともに減少します。

80代では、男性の場合でピーク時の70%、女性の場合では60%まで減ってしまいます。
 
骨量を回復させるには、適切な薬物療法を行うことが必要です。

医師に相談して今すぐ始めましょう。


また、骨に刺激を与えれば骨量の低下を防ぐことができることもわかっています。
 
また、カルシウムをしっかりとることも丈夫な骨をつくるためには欠かせません。


カルシウムを効果的にとるポイントは、次の3つです。

1>塩分を控える(塩分を多くとると、カルシウムはナトリウムとともに体外へ排出されてしまう)。
2>ビタミンDを摂取する(腸でのカルシウムの吸収を助ける)。
3>ー日20分程度の日光浴をする(皮膚でビタミンDが合成される)。



関連参照:
男性不妊の問題


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2015年3月8日日曜日

たまには睾丸を触ってみる



男性は毎日のように睾丸(タマ)に触れているでしょうし、居心地の悪いポジションのときは触れて直すこともあります。


特に、10代の若い人にはタマを触って、精巣の大きさをチェックしてみてください。

精巣は楕円形で、長いほうの直径が4センチ以上という基準があります。

4センチ以上あれば、精巣の容積が15Lm以上あるとみなされるため、正常な、あるべき姿の精巣と言えます。
 
ただし、これが3センチ以下の場合は、ホルモン異常などが疑われます。

中学生、高校生の場合は2次性徴の発達障害が考えられ、大人では男性不妊症の可能性もあります。

病院ではオーキドメーターという、タマの大きさを測るもの差しがあります。

もちろんオーキドメーターを使わなくても、自分で測ることができますから、ぜひ一度チェックしてみてください。

ひとタマのサイズだけでなく、左右のタマを比べて明らかに大きさや硬さに違いがないかも観察してみましょう。

手で触れたときにタマ周辺にしこりがないかもチェックしてください。

もし明らかな左右差があったり、しこりがある場合は、「精巣腫瘍」「精巣上体炎(副睾丸炎)」の可能性があります。


精巣腫瘍は悪性の腫瘍で、非常に転移しやすいというよろしくない特徴があります。

10~30代の若年男性に多いガンでもあり、早めの受診が大切です。

転移しやすいとはいえ、精巣腫瘍には有効な抗がん剤もあり、完治する人も多いのです。

精巣上体炎は、尿路感染症(尿道炎や前立腺炎、膀胱炎など)などで入った細菌が精巣上体まで逆流して、炎症を起こす病気です。

急性期は激しい痛みと腫れがあり、しこりができます。

炎症は抗生物質で治療できますが、このしこりが残るケースもあります。

残っていても精管を塞いでいなければ問題はありませんが、しこりで精管が閉塞した場合は、無精子症の原因となってしまいます。
 
タマに触れて、異常を発見した場合は、すぐに泌尿器科を受診してください。

 
本当はこうした男性器の病気に対する情報も、性教育の一環で教えるべきなのですが、いかんせん男子には誰も教えてくれません。

ダジャレのようで恐縮ですが、たまには触れてタマ(睾丸)のことを知るほかは、教育も情報もない、受け身な状況なのです。

たまにはタマを触ってみよう。


関連参照:
男性不妊の問題   
テンガ フリップライト/Tenga

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2015年3月5日木曜日

精子はクールを保って



暑いときに陰嚢が伸びて垂れさがるのは、精巣周辺に熱がこもらないようにするためです。

伸びて表面積を増やすことで、熱を発散させているのです。


人間の体のしくみにはそれぞれ理に適ったシステムがあり、環境に適応するようにできているのです。


そう考えると、タマタマはあまり温めないほうが精子にとって快適な環境となります。


サウナや長湯が好きな男性にとってはちょっとつらい話ではありますが、タマタマは温めすぎないこと。

現代において、問題視されているのは「ノートパソコンひざ置き男子」です。

電車の中、駅のベンチ、公園など、ありとあらゆる場所で彼らを見かけます。

周りにデスクやテーブルがなく、ひざの上に置いて作業に没頭しているのですが、実はこれが精子を弱らせてしまう可能性があるのです。
 
ノートパソコンは使用していると、裏や側面がかなり熱くなります。


ノートパソコンは机の上で使うようにしましょう。


関連参照:
男性不妊の問題

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2015年3月2日月曜日

自転車好きは要注意

東日本大震災以降、自転車で通勤する人が増えたといわれているようです。

自転車に乗ると、意外と遠くまで行けますし、遅延や渋滞などもないため、電車や車よりも早く目的地につける場合もあります。

ただし、自転車はあまりお勧めしません。

以前から「自転車に長時間乗るとEDになる」と言われてきました。

これは股間の血流が圧迫によって悪くなるため、あるいはペニスヘの血管が損傷する可能性があるためです。
 

実は、自転車はEDを招くだけではありません。

精子にも悪影響を及ぼすという研究が発表されたのです。
 


米国生殖医学会でハーバード公衆衛生大学院が発表したのが、運動と精子について調査
した研究でした。

ジョギングやアウトドアスポーツ、ウェイトリフティングなどの運動を定期的にしている人は、精子にも好影響があり、精子のデータもよくなるという内容でした。

つまり、運動すればするほど、精子の量も増え、濃度が濃くなるというのです。
 
運動はカロリーリストリクションの面でも、肥満解消にも効果的ですし、男性ホルモンの分泌も高めるので、体にいいことは間違いありません。
 
ところが、たったひとつ、精子に悪影響を及ぼす運動があるというのです。

それが自転車。自転車だけは、乗れば乗るほど精子の量が減るというのです。


自転車大好きな男性にはショックですよね。
 
EDと同様で、股間や会陰部を圧迫するために血流が悪くなることも考えられますが、自転車による摩擦や振動で陰嚢内の温度が上がるため、という内容でした。精子は温度に弱いのです。
 
毎日の通勤で自転車に乗っている人や自転車が好きな人には、「自転車に乗るのをやめろ」とは言えません。

ちょっとだけ頻度を減らしてみるとか、股間の温度を下げられるようなウェアとか、乗り方なりを工夫するといいのかもしれませんね。

ちなみにブリーフよりもトランクス、トランクスよりふんどし、ふんどしよりノーパンのほうが風通しがよくなり、陰部も蒸れませんから、陰嚢をより冷やせると思います。


関連参照:
男性不妊の問題
自転車と不妊の関係 

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