これには、医療保険制度が関わっています。
アメリカには、日本のような公的健康保険制度がないのです。
民間の保険会社は、審査が厳しいうえに高額で、限られた人しか加入できない。
2011年の調査では、4800万人ものアメリカ国民が、医療保険に一つも入っていないという。
保険未加入の場合、病院で自費診療になり、高額な治療費を請求される。
風邪や食あたりでも、平均200~300ドル(Iドル=110円として、2万2000~3万3000円)、救急車を使ったら2000ドル(22万円)、1泊の入院で9000ドル(約10万円)はかかってしまうという。
そのため、病気にならないよう、健康を意識している人が日本よりも圧倒的に多いのだ。
それは、アメリカにおけるサプリメントや市販薬市場の大きさからもわかる。
アメリカでは、サプリメントを飲んでいる人が非常に多い。しかも、その量は並大抵ではない。
1日に何十種類も、片手山盛りくらいのサプリメントを飲むのが普通だ。
アメリカにおいて、サプリメントは、年々売り上げを増やし続け、2013年には、10兆円を超える巨大マーケットに成長しているのである。
参照:
あなたの知らない健康茶
焦げ・枯れ・錆びと老化
↓クリックをお願いします。