2015年10月5日月曜日

BSL4施設が動き始めました。



BSL4施設(高度安全実験施設)が動き始めました。

高度安全実験施設は、エボラウイルスなど危険な病原体を生きたまま取り扱う実験施設のことをいいます。

東京都武蔵村山市の国立感染症研究所村山庁舎が日本では初めて指定されました。

BSL4施設とも呼ばれていますがが、このBSL4というのは世界保健機関が病原体の危険度を定めた「バイオ・セイフティ・レベル」のことでもっとも危険な「レベル4」という意味です。


レベル4のうちエボラやラッサなどのウイルスは、日本ではBSL4施設でしか扱えないことになっています。

感染した人がもし日本で見つかった場合詳しい検査をするところがこれまでなく、問題になっていました。

なぜいま、この施設が動き始めるのか。

海外には19の国と地域に約40のBSL4施設があります。

昨年、アフリカでエボラ出血熱が流行して、日本へもウイルスの感染拡大への備えが必要になったのが背景にあります。

今後はウイルスの種類やどういう経路で感染したかを特定したり、治療のためのワクチン開発につなげたりすることかできるようになります。

しかし、施設の周辺には住宅や学校もあり、不安に思う人もいます。

なので、厚生労働相は地元の市長に安全対策を約束しました。


病原体が外に漏れる事態は絶対に避けて欲しいとみな思っています。当然の心配です。


現在、武蔵村山市のHP(ホームページ)には、

「ただし、現状では、国内に対象となるウイルスがないため、施設の状況は、従来となんら変わることはありません。」

レベル4なのでウイルスなどを取り寄せることは簡単ではないのでしょう。
研究の対象となるウイルスが国内には、まだないのです。

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