その代表的な例である「ファンファンクション」の話です。
開業してから3年の2012年、壁にぶつかりました。
アルバイトの従業員が、自分の言葉で食材の魅力をお客さんにうまく説明できないのです。
社長は悩んだ末、店を休み、全員で産地に1泊2日の研修旅行に行きました。「北海道八雲町のPR酒場」でのことでした。
また、今年7月上旬には佐賀県を訪れました。
酒場の一つである「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏」でメインの食材として提供している銘柄鶏「ふもと赤鶏」の産地です。
その産地にまで出向き、精肉までの工程を見学した後、実際に包丁を握り、調理方法の指導を受けたのでした。
また、しょうゆの醸造所や日本酒の酒蔵にも足を運び、製造方法などを学んだりしています。
店によっては、田植えや、みそづくりなども体験させているようです。
地方の隠れた美味を東京で提供するにはこのような「産地を好きになる」ことや扱っている「素材自体のことを知る」ことが大切な要素なのです。
体験しているから言葉に真実味が出るのです。
このような「ご当地酒場」の構想は現在、約15の自治体から一緒にやりたいとの希望があるそうです。
将来的には全ての都道府県で最低1市町村の名前を冠した「ご当地酒場」を東京に出したい。
また、国内だけでなく、シンガポールヘの進出も検討しています。
アジアのハブ(結節点)なので、アジアの観光客に人気か高い北海道の食材で勝負する。
世界中に「ご当地酒場」を展開していきたいと構想は広がっています。
新卒の学生には、「町発掘プロダクション会社」だとPR・強調しているようです。
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