2015年1月16日金曜日

骨盤は全身を支える要

骨盤というと、私達は腰の両側にバンと張り出している大きな骨、腸骨だけを指していると誤解しがちですが、実はそうではありません。

背骨(脊柱)の一番下にある仙骨と尾骨、そして恥骨、坐骨、腸骨が癒合してできた寛骨、この三つを総称して骨盤と呼びます。
 
私達の体の中心柱である背骨を受け止めているのが、この骨盤です。
 
背骨の下のほうの仙骨を左右からがっちりと大きな腸骨が押さえ、またその2個の腸骨が前にカーブして恥骨で止めてあります。

つまり仙骨の左右の2点と恥骨の結合部分1点の合計3点がしっかり押さえられることで、背骨が支えられているのです。

きちんと上半身を支えるためには、お尻の筋肉にギュッと力を入れ、2個の腸骨を寄せてしっかりと仙骨を受け止めなければいけないのです。

立ってお尻の筋肉をギュッと寄せてみてください。

力が入ってこれらの骨が寄ったときに、あなたの背骨はスッと伸び正しい姿勢がとれることを感じられるでしょう。

次にお尻の力を抜いてみると、背骨は崩れて猫背になり、重い頭を支えるバランスを取るために顎とおなかが突き出た形になってしまいます。
 
この歪んだ姿勢は体中すべてを歪ませてしまい、その結果、背骨の歪みや膝や腰の痛み、肩凝り、股関節の痛みなどいろいろな症状が出てくるのです。

人間はまっすぐ立ってこそすべての部分が十分に機能し、つながり合って全体が良い状態で生きてくるのです。

つまりこの骨盤が要で、ここがシャンとしていれば体は支えられて、いつもあなたにとって良い形でいられるのです。

ですから体にとっては骨盤はたくましいほど良いわけですし、腸骨を寄せるお尻の筋肉が発達しているほど良いのです。

関連参照:
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