2015年1月19日月曜日

「空腹」が老化を遅らせる

最近、アンチエイジング医療の世界では「カロリーリストリクション」という言葉がさかんに使われています。

カロリーリストラクションとはカロリーを減らすことです。

空腹時には成長ホルモンが分泌され、その結果、肌はもちろん、脳、内臓の若さを保ち、長生きができることが明らかになってきたのです。

すごくおおざっぱにいえば、
食べる機会を、あるいは食べる量を減らすほうがアンチエイジングになるというわけです。



200年以上も前に小食のほうが健康・長寿になることを看破した人もいます。


それは、江戸時代の観相学の大家・水野南北で、

「大食いの人間は早死にするが、小食だと長生きするばかりか、苦しまずに死ねる」

と説き、「節食開運説」を唱えています。


アンチエイジングと長寿の実現にはサーチュイン遺伝子が働くかどうかに大きくかかわっています。

この遺伝子は飢餓状態になるとスイッチが入るのです。
 
水野南北の説や、低カロリー・少食を続けるカロリーリストリクションが健康長寿に非常に有効であることを実証した研究は数多くあります。
 
空腹感をおそれることはありません。

むしろ、ときには意識的に食事を抜いて、空腹感の爽快さを積極的に楽しんでみるというのはいかがでしょうか?


関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 
素晴らしき発酵食

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