2015年1月10日土曜日

冷え性は、筋肉を動かすと改善する

体を冷やす生活習慣?


「冷え」が体によくないことから、「△△を食べると冷えがとれる」とか、「○○すると体温が上がる」といった意見を耳にします。

たしかに、低体温は免疫力が低下して病気になりやすい、代謝が下がるなどの弊害があります。
 
しかし、ふつうに生活ができている人が何かを食べただけで体の温度が下がって上がらなくなってしまうということは、通常考えられません。

反対に、ある食品を食べたからといって、体温が大幅に上がったり、冷え性が改善されたりすることも考えられません。

人間の体は、

ある食品を食べて体温が恒常的に上がったり下がったりするような仕組みとはなっていません。


飲料も同じです。

「冷たいものはからだを冷やすから、温かい飲み物しか飲まないようにしている」とか、「ミネラルウォーターは常温以上でないと飲まない」という人がいます。

コップー杯や2杯の冷たいもので、
体が冷えて体温が上がらなくなってしまうほど人間の体はヤワではありません。

人間の体には、常に同じ体温に維持しようという機能が備わっています。

だから、体を冷やさないために、冷たいものを飲まないということも根拠のない話なのです。

冷たいものを飲みたいと思うのは、体の温度を下げたいという自然な反応のひとつであり寒いと思ったら温かいもので温度を上げたいと思うのも同様です。

たとえば、かき氷を3杯も食べたら過剰なので、かなり寒くなり手足に力が入りブルブル震えます。

これは毛穴を閉じてからだが熱をつくろうとしている反応の一つです。

しかし数時間、または次の日になればまた元に戻っているでしょう。これが人間の身体機能なのです。

冷たい飲み物(水)と温かいご飯の組み合わせは、代謝が下がり太りやすくなるということも耳にします。

食事をしているときは、100キロカロリーぐらいは消費されます。

それだけの熱量を発しているところに、コップ数杯の冷たい水を飲んだぐらいで代謝が下がり、太りやすくなるとは到底考えられません。

むしろ温度を上げようと、もっとエネルギーが使われると思いますがどう思われますか?



関連参照:
素晴らしき発酵食
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 


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