2015年9月27日日曜日

「チリ産ワイン」の輸入が急増!

日本での輸入ワインの王者であるフランス産が、年間首位の座をチリに明け渡すかもしれない、というニュースが新聞に出ていました。

チリ産ワインは手頃な価格と口当たりの良さで急増し、フランス産を脅かしているというのだ。

ひとえに、日本とチリの経済連携協定(EPA)で、価格を下げ安くなった影響か大きい。


渋みが少ないチリ産は日本人好みとされる。

日本の小売り王手の西友ではI~8月のチリ産ワインの販売数量が前年同期より約5割も増えました。

売り場では30種類を超え、輸入ワインの約4割を占めています。

同店の副店長は「ワインがビールなどと同じく日常的に飲むお酒として広まってきた」と指摘しています。
 
メルシャンの調べでは、6月時点のスーパーでのチリ産ワインの平均販売単価(750ミリリットル)は約590円。輸入ワイン全体の平均より約110円安いのです。
 
日本とチリのEPAは2007年に発効、ワインの関税は1リットルあたり原則15%から4.6%まで段階的に下げられています。

今後、19年には関税が撤廃される予定なのです。


財務省の貿易統計によると、チリ産の14年の輸入量は4369万キロリットルで、06年の5倍超になっています。

15年1~7月はチリ産が2828万キロリットルで、フランス産(2647万キロリットル)を上回っています。


予断は許さないが、業界では

「今の勢いが続けぱ、今年はチリ産が首位のフランス産を抜く」(ワイン輸入大手)

との見方が多いのです。


・「サンターヘレナ」のブランドでチリ産ワインを販売するアサヒビールは、l~8月の販売数量が前年同期比約2.6倍で、年間の販売計画をI・5倍に上方修正しました。

メルシャンは、チリの大手醸造所とライセンス契約を結んで30種類を販売し、主力の「フロンテラ」は14年の販売数量か前年比12%増だったのです。

オーストラリア産も今年1月のEPA発効で値下げが予想され、輸入ワインの販売競争は激化が必至です。

需要が高まる年末に向け、販売競争が激しくなりそうののです。


関連参照
中高年からの筋肉作り  
健康ライフのヒント集


↓クリックをお願いします

0 件のコメント:

コメントを投稿