2014年12月10日水曜日

老化と病気を「寄せつけない」体にする

健やかに、心地よく年齢を重ねていくためにもっとも重視しなければいけないのが「何を、いつ、どのように食べるか」という食習慣の見直しです。

動物は食べ物からとり入れた栄養分と水分で体をつくり、食べ物からとり入れたエネルギーで活動しています。

人も同じ。
食べ物はすべての原点だといっても過言ではありません。


ところが現代では、忙しいから、面倒だからと食事はファストフードやコンビニ食、お腹がすくとスナック菓子をポリポリ、こんな食生活を続けている人が少なくないのですから大問題です。

女性もダイエットを気にしながら、
甘いものは別腹といってスイーツのおいしい店に立ち寄ってしまう。

こうした食生活では、老化に抵抗し、病気にならない体づくりを実現できるわけはありません。
「食」という字は「人に良い」と書くことに注目してください。もっとよい食べ物をよいタイミングで食べるようにしなければ、本当の意味の「食」とはいえません。

 
「食べること」を柱にした治療を「栄養療法(Nutrictional Therapy」といいます。
 
ビタミンやミネラルなどが疾病予防に重要な役割を果たしていることを実証し、その研究から割り出された食生活などで自己治癒力を高め、加齢を寄せつけない体にするのです。

こうした栄養療法は、欧米ではいまや医療の最先端に位置づけられるものの一つになっています。
 
「栄養療法」の可能性を拓いた先駆者の一人に、アメリカのライナスーポーリング博士がいます。
 
はじめ、量子化学の研究者だったポーリング博士は後年、ビタミンCの研究に力を注ぎ、その研究やポーリング博士の死後にその効果が実証されたことなどから、現在の「栄養療法」研究が開かれていったのです。
 
近年では各種ビタミンやミネラルが病気の治療だけでなく、アンチェイジングやがんの予防・治療などに積極的に使われるなど、「栄養療法」はより幅広い領域で、積極的に展開されています。
 
栄養療法はただ単に栄養素的な見地からだけでなく、消化吸収の過程や排泄まで、また、食べあわせや食べる順番なども考えに入れて行ないます。

また、人それぞれに合わせて行なうことも大事にしています。人により体質も異なれば、消化吸収の能力も異なります。同じものを同じだけ食べても、人によって効果の現れ方も違ってくるからです。



関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 

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