甘いものは口当たりがよく、つい食べ過ぎてしまいますが、これが問違いのもとなのです。
甘いものは心にはやさしいでしょうが、体にとつては「百害あって一利なし」といっても過言ではありません。
最近、アメリカでは「砂糖は摂取する必要はない」とまでいわれるようになっています。
糖分の最大のマイナス点はカロリーが高く、体重を増やすことよりも、体を冷やしてしまうことです。5000年の知恵が結集されているといわれる中国医療では「冷えは万病のもと」と位置づけています。
冷えがあると、さまざまな体の働きが鈍ってしまいます。
また、糖分の消化にはビタミンB群が大量に使われます。ところがビタミンB群が使われてしまうと、腸の働きが悪くなり、便秘しがちになるのです。
また、便秘は健康の大敵なのです。女性なら、肌トラブルを引き起こすなど、便秘は美容上の大
敵であることもご存じでしょう。
だからといって、甘いものは厳禁!では少しさびしい。
そこで、甘いものの上手なとりかたをひとつ覚えてください。
「甘いものは食後に少量食べる」
これが原則にするのです。
西洋料理のフルコースの最後にデザートやドルチエが組み込まれていたり、和の会席料理の最後に甘味が用意されているのはまことに理にかなっているのです。
食事の後ならば、すでに血糖値は上がりかけており、そこに糖分が加わっても、血糖値が急に上がることはありません。
いちばんいけないのはお腹がすいたからと甘いものを□にすることです。間食がいけな
いのは、だいたい、甘いものを口にするからだといっても過言ではありません。
甘いものこそ、節度ある食べ方を心がけたいものです。
関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方
0 件のコメント:
コメントを投稿