2014年12月4日木曜日

「頭で食べないで、お腹で食べる」

よい食べ物を選んでも、健康によい食べ方でないと意味がありません。

「朝食はしっかり食べないといけない」とか、
ランチタイムになると「もう、お昼か。食事は規則正しく食べないといけないというから、まだ、お腹は減ってないけど、何か食べにいってこよう」。

こんな具合で、お腹がすいているかいないかに関係なく、三度三度、しっかり食事することが健康によいという思い込みがある人は、今日から頭を切り替えてください。

 
「頭で食べないで、お腹で食べる」のです。


空腹感がないのに、食事の時間だからといって無理に押し込む必要はありません。

お腹がすいたときだけ食べ、お腹がすいていなければ食べなくていい。時計に振り回されるのではなく、自分の感覚にしたがって食べるのがいちばんいいのです。
 
会社勤務などで昼休み時間が決まっている。
時間内に食事をすませないと退社時まで食べる機会がないというなら、ランチ時間になってもお腹がすいていないときは軽く何かをつまんでおく程度にしてはいかがでしょう。

 
もともと人は進化の歴史の大半を「一日2食」で過ごしてきました。
日本でも江戸時代半ばごろまでは一日2食~2食半。高栄養の食事が増えた現在では、お腹がすいていなければ、食事を抜いても問題はありません。

栄養療法の先達ともいえる江戸時代の貝原益軒は、

『養生訓』のなかで、「食事は腹八分を適量とし、ものたりないくらいがちょうどよい」といい、

また、食べ過ぎなどで体調不良のときには「食事は抜くことも必要である」と書いています。

また、茶道の千利休に至っては、「食は飢えぬ程にて事足れり」と語っていることが伝えられています。

関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 

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