とくに、穀粒、玄米、あるいはヌカ、麦のふすまなどに含まれている繊維がすぐれているのです。
これらの繊維は、腸内で、糖分の吸収を調整して、豚臓の負担を軽くします。
また、繊維は、必要な腸内細菌を増やし、それが人体に供給するビタミンB群によって、糖代謝、
タンパク代謝を正常にするように作用します。
砂糖の食べすぎをやめること。
砂糖の消化、吸収で急激に血糖が上昇すると、それを処理するために、過大なインスリンが分泌され、膵臓が疲弊してしまいます。
糖尿病の多くは、インスリン分泌不良症なのです。
糖尿病では、砂糖をとることをできるだけ減らすようにします。
ビタミンCは、膵臓の疲弊をふせいで、インスリン分泌能力を高めます。
また、糖代謝などさまざまな代謝をよくするのです。
ビタミンCは、血管を保護し、糖尿病の合併症をふせぐのにも効果があります。
一回にIグラムを日に三回はとるようにします。
糖尿病では、インスリン不足で糖代謝が停滞しているので、糖代謝ビタミンであるB群を増やして、糖の処理を進めて、血糖値を下げる必要があります。
ニコチン酸(B13)、ビタミンB6。この二つのビタミンは、インスリンの合成を促進するのです。
また、ニコチン酸は体内で、アミノ酸であるトリプトファンから、合成されていますが、そのとき、ビタミンB6が働いているのです。
ニコチン酸を数十ミリグラムとるようにします。
ミネラルのクロムは、ニコチン酸といっしょになって、膜臓のインスリンの分泌のために働いています。
一日にクロムを1~2ミリグラムとるとよいでしょう。
マンガン。これが不足すると、インスリン合成能力が低下します。
ビタミンE。膵臓のべー夕細胞の活性を高めて、インスリン分泌能力を上げるために作用します。一日にビタミンEを400~800単位はとるようにします。
ビタミンQ(ユビキノン)。このビタミンは細胞のミトコンドリアでの糖の処理を活発にして、糖を減
らして、インスリンの必要量を少なくする節約効果があります。
カリウムは細胞のブドウ糖の回転を早くし、処理するので、インスリンの節約につながります。
全般的なビタミン、ミネラル。 糖尿病は成人病の体質を促進し、血管の老化など、いろいろな合併症のもとになるので、あらゆるビタミン、ミネラルの補給を行うことです。
関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方
●記憶術
川村明宏のジニアス記憶術
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