内容はこうだ。無料通話アプリのLINEは11日音楽大手エイベックスなどと共同で、楽曲をインターネットで配信するサービスを始めた。
アメリカのアップルも同様のサービスに参入する見込みで、音楽の楽しみ方が大きく変わる可能性がある、等と伝えている。
LINEミュージックは、国内外の人気アーティストを中心に150万曲以上を揃えた、という。
メッセージをやり取りするLINEの画面で、おすすめの楽曲を友人らと送り合って交流できるのが特徴である。
また、国内のIT大手サイバーエージェントなどもすでに5月から定額配信サービス「AWA(アワ)」を始めている。
国内市場が伸び悩む携帯電話大手も、収益源として音楽配信に期待している。
NTTドコモの「dヒッツ」は、利用者が300万人を超えたという。
いずれも、データを受信しながら再生する「ストリーミング方式」というのを採用している。
音楽を端末に保存する「ダウンロード方式」が楽曲を購入するのに対し、ストリーミングはさまざまな曲を「聞き流せる」のが特徴。これは何曲聞いても定額なので、欧米では主流となっている。
ダウンロード方式で先行した米アップルが、ストリーミングの新サービスを始めれば、国内市場が刺激されるのは必至である。
世界の音楽市場は2014年、有料配信サービスが、CDなどの「パッケージ販売」を初めて上回ったところである。
日本国内は、まだバッケージ販売が全体の8割と世界に比べると特殊な市場だが、状況は変わりつつある。
日本レコード協会によると、国内のCD市場は1998年に売上高が約5900億円あったが、14年度は1800億円にまで減った。
100万枚以上売れたヒット作も、05年度にはミスターチルドレンのアルバム2作品などシングル曲を含めて16作品あったのが、14年度はアイドルグループAKB48など6作品にとどまっている。
現状は元気がないのである。
関連参照:
健康ライフのヒント集
スリムさんの感想
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