2015年6月24日水曜日

レシチンが豊富な卵を食べよう

丸ごと食べるという意味では、は優れた食品です。

卵から鶏になるわけですから、完全食品といえます。

卵には、ビタミンB群や、血液をサラサラにする働きがあるレシチンが多く含まれているので、たとえば、コレステロール値に注意している人にとっては、牛肉などを食べるのに比べ、心配が少なくてすむのではないでしょうか。
 
栄養素というのは、どれか一つが突出していればよいというものではありません。

さまざまな栄養素が手をつなぎ、私たちの体によい働きをしてくれるのです。

そういった点から見ても、卵は、栄養素がバランスよく含まれた優れた食物です。


卵黄、卵白それぞれに人の体にとって必要なものが入っているので、どちらかだけというのではなく、丸ごと食べましょう。

卵は、加熱の度合いで、生卵、温泉卵、固ゆで卵というように、それぞれ状態が異なります。

食べ方は好き好きですが、私は、温泉卵で食べるのがいちばん卵の味が濃く感じられます。
 
タンパク質は、加熱しすぎると硬くなり吸収が悪くなるのですが、卵の場合も同様です。
白身の部分は甘みがなくなってしまいます。
 
一方、温泉卵はどうかというと、黄身も白身もいちばん吸収されやすい状態になっているのです。

手術後、食事がようやく食べられるようになったときに出てくる最初のタンパク源は、白身魚か温泉卵です。

このことからもわかるように、温泉卵は体に負担をかけずに、栄養を吸収できる最適の状態というわけです。

0 件のコメント:

コメントを投稿