ところが、健康寿命という見方からすると長生きはするが、必ずしも健康ではありません。
健康寿命とは、「無障害平均寿命」といって、寝たきりとかにならず、健康上の問題で日常生活に何かの影響のない状態のことです。
2004年の国民生活白書などから見ていきますと女性の方が長生きはしますが、健康でいられる機関が短く、65歳を起点とすると7.65年は健康上の理由で日常生活に支障があります。
男性は、5.57年ですから、女性より長生きできないが、日常生活に支障のある期間は少ないようです。
長生きはしたいが健康ではない。
これを何とか防ぎたいものです。女性の場合そのカギはカルシウムだと言われます。
女性は、更年期を迎え、急激にホルモンが減少します。
女性ホルモンは、骨の形成や吸収に関係しています。女性は骨粗鬆症になりやすいのです。
これが健康寿命をそこなう原因の一つです。
カルシウムを補給しておくことが重要になります。
カルシウムは、牛乳などの乳製品、豆腐などの大豆製品、そしてまるごと食べられる小魚、緑黄色野菜などに多く含まれています。
カルシウムの必要量は1日に600mgです。
牛乳一本で200mg、ヨーグルト200mlで220mg、お豆腐なら3分の2丁で240mg摂れます。
女性は、更年期の声が聞こえたら、頑張ってカルシウムを摂りましょう。
関連参照:
なんとなく調子がよくない
健康ライフのヒント集
「加齢」との付き合い方
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