データは少し古いが、状況はあまり変わっていないようなので紹介する。(『食卓の向こう側I』(西日本新聞ブックレット)に掲載されている。)
内容は一人暮しの男子学生と、一人暮らし・寮・実家に住む3人の女子学生の、6日間の食事で興味深い。
男子学生は、そこそこの量を食べているように見える。
だが、それは週の前半だけだ。後半に入り、
5目目は、朝食にお菓子とコーラ、昼食はせんべいとコーラ、夕食は目玉焼きとてんぷら、
パン。
6日目は朝食が冷奴一丁、昼食と夕食はおにぎり一個だけ。
最初はよく見せたいという心理が働くから、最後のほうが日常生活に近いはずである。
20歳前後の男子学生が、こんなに少量で食事を済ませられることが、信じられない。
女子学生の二人も食事量が少なくて、一目2食に近い。
そのうち一食はおにぎり一個程度の軽食なのだ。
よく料理するのは男子学生だけのようで、女子学生は週に一度、料理している(かもし
れない)という状況なのだ。
その男子学生も、おかずに目玉焼きを作ることが多い。
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