ビタミンの中で、酸化を防ぐのがビタミンEと覚えておられる方もいるでしょう。
事実、抗酸化力を調べる実験はたくさん紹介されているのです。
ただ、認知症に関しても報告されています。
こんな感じです。
まだ、それほどアルツハイマー病状が進行していないマウスにビタミンEを与え、4週間飼育します。
調べてみると大脳皮質のアミロイドβタンパクはは28%、記憶に関する海馬では、50%減少していました。記憶力も向上していました。
もうひとつの実験。まだ若くアルツハイマー病の症状が出ていないマウスと、高齢でもうすでにアルツハイマー病の症状が出ているマウスにビタミンEを与えてみました。
すると、若いマウスでは効果が現れましたが、高齢のマウスでは効果が出ませんでした。
ここから、ビタミンEには、アルツハイマー病の予防効果はあるが、その効果は弱いものである、ということがわかりました。
また、ビタミンEは、野菜や果実から摂らないと効果がないこと、サプリメントから摂取しても、アルツハイマー病の抑制効果はない、ということもわかってきています。
ちなみに、ビタミンEが群を抜いて多いのは煎茶の茶葉、唐辛子、アーモンド、抹茶、サフラワー油等です。
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