心臓は拳サイズの小型高性能ボンブといえます。
わすか1分で血液4 全身に巡らせるのです。
体を作る無数の細胞の隅々まで栄養素と酸素を届け、老廃物を回収するのが循環器系です。
このうち血液を循環させる拳大の小型高性能ポンプが心臓です。
心臓は右心室、右心房、左心室、左心房という4つの部屋があり、肺循環と体循環というルートを持っています。
肺循環は右心室から肺を巡り、酸素を取り入れて二酸化炭素を排出し、左心房に戻ります。所要時間は約4秒です。
体循環は左心室から動脈で全身に血液を供給した後、静脈で右心房に戻ります。こちらは所要時間は約1分。
心筋を養う冠状動脈の動脈硬化にストップをかけたい。
心臓は心筋という筋肉の固まりです。
心筋の細胞は生まれてから一度も新陳代謝で入れ替わることなく働き続けます。
このため極めて丈夫に作られていますが、やはり加齢によって心筋の間に異物が蓄積したり、伸縮できなくなる線維化を起こす心筋の細胞が増えてきたりします。
その結果、心臓の壁が厚くなり、伸縮が妨げられると、ポンプ機能が低下して肺循環も体循環もスムーズに進まなくなります。
ポンプ機能の低下を招くのが、心臓を養う冠状動脈の障害です。
冠状動脈に動脈硬化が起こると心筋に充分な血液が供給されなくなり、循環器系の働きがダウンしてしまいます。
さらに冠状動脈が動脈硬化などで狭くなると、酸素の供給を絶たれた心筋が胸痛などのSOSを発します。
これが狭心症です。冠状動脈が完全に詰まると酸素不足で心筋が壊死する心筋梗塞が起こり、最悪の場合はそのまま死に至ることもあります。
心筋の老化は完全には防げませんが、冠状動脈の動脈硬化は運動の習慣化や食生活の見直しといったライフスタイルの改善でブロックは可能です。
関連参照:
健康ライフのヒント集
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