2014年11月20日木曜日

腎臓

腎臓は、腰の上あたりに左右1つずつあり、そら豆の形をした臓器です。

1つの大きさは手の握りこぶしより小さく、成人で150g前後です。

腎臓は、基本的には、体にとって、要らないものを排出しています。

具体的には、

・血液中の老廃物を体外に排出する
血液を濾過して、血液の中の老廃物を除去し、尿をつくります。
そして体内から除去します。

・体内の水分や電解質(ミネラル)を調節する
尿の濃さや量を調節し、体の中の水分を一定に保っています。

・電解質のバランスの調節
血液の電解質濃度(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)を調節します。

活性型ビタミンDを作る
ビタミンDを活性化して、カルシウムの吸収を促進します。

・血液を弱アルカリ性に保つ
血液中のpHは7.4で、弱アルカリ性に保たれています。
腎臓で、重炭酸を作り、体に溜まった酸性物質を中和し、血液を弱アルカリ性の状態に保っ
ています。

造血刺激ホルモンの分泌 
腎臓からは造血刺激ホルモン(エリスロポエチン)というホルモンが分泌されます。これが
不足すると貧血になります。

血圧の調整を行う
血圧が下がり、腎血流量が減少すると、腎臓からレニンというホルモンが分泌され、血圧を
上げるように働きます。

不要になったホルモンの分解・排泄を行う
体にとって不要なホルモンを選択し、壊したり、捨てたりしています。

関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 

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