ビタミンC
ビタミンCには、コレステロールを胆汁酸にして、腸から体外に排せつすることを中心に、悪性のLDL(高比重リポタンパク) コレステロールを減らす作用があります。
また、ビタミンCは中性脂肪の代謝もよくします。
血管の硬化の元凶の一つは、このコレステロールと脂肪の血管壁への沈着にあるので、ビタミンCは、血管にとって非常に大切です。
ジンター博士は、高コレステロール患者に、一目に300~1000ミリグラム(1グラム) のビタミンCを投与して治療の効果をあげました。
また、ビタミンCが血管をコラーゲン繊維でまかせて、弾力性をもたせて丈夫にするので、血管が
破れにくくなります。
ビタミンE、セレン
ビタミンEは血管壁に過酸化脂質ができて、そこから、動脈、静脈の硬化が進むのをふせぎ、血管の若々しさを保ちます。
これにミネラルのセレンを補給すると、過酸化脂質ができるのを防ぐのに、より効果的なのです。
ビタミンEには、血の流れをサラサラにする一方、抹梢血管を拡張する働きもあるので、血行を改善し、血管の硬化による症状を改善するために必要なのです。
一日にビタミンEを数100ミリグラムは摂りたいのです。
レシチン
レシチンには、コレステロールや脂肪が血管中に蓄積しないように、それらを溶かして、運ぶ作用があります。
顆粒状のレシチンを、一口に大サジ1杯ほど摂るようにします。
スクアレン
スクアレンにはコレステロールや脂肪が血管に蓄積するのを防いで、血管壁を保護する働きがあります。
関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方
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