2014年7月5日土曜日

燃料電池車のこと

燃料電池車とは、空気中の酸素を取り込んで、タンクに注入した水素と反応させることによって生じる電気エネルギーでモーターを動かして走るクルマのことです。


英語のFuel Cell Vehicleの頭文字をとってFCVと省略されます。

地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素(CO2)を走行中に一切排出しない「究極のエコカー」といわれている。


出るのは、酸素と水素の化学反応で発生する水だけなのです。


いまある電気自動車もCO2を出さないのだが、一回の充電で走れる距離がせいぜい200kmぐらいで、遠くに行くにはちょっと心配。

トヨタが開発中のFCVは、水素を1回注入すれば 700km走れるといいます。

ほかに充電時間・水素注入時間はわずか3分程度で済むのもすごいところ。


問題点は、価格がまだ高いことなどがある。

トヨタのFCVは車両価格が700万円程度かかることと、水素ステーションの整備がまだ進んでいないこと。

まだ全国に31箇所しかない。

本格的な普及にはまだ時間がかかるようだ。

でも、未来を感じさせるクルマだと、思うのだが。

関連参照:
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